オフピークリゾート

離島のリゾートは、

手つかずの自然を楽しむのが目的なのだけど、

リゾートなので、ある程度は開発されている場所になります。

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ハワイやバリ島はリゾートの中でも特別です。

少し不自由なぐらいを狙って行くので、

ホテル選びは、旅行のスタイルに合わせるようにしています。

 

ピークに訪れる場合は、お店もにぎわっているけど、

あまり混み過ぎているのもなんだかなぁ?

この辺りは、行ってみないと正確なことはわからないので、

あえてオフシーズンを選ぶ変わり者も存在します。

 

離島は天候しだいで印象がまったく変わってしまいます。

なので海が荒れた時にも対応可能の場所の方が、

オフピークファンにはやはり向いています。

タイトなスケジュール

今年もまたゴールデンウィークがやってきました。

そんなわけで暫くはリゾート写真貼ります。

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島国フィリピンでは、飛行機はバスみたいな感じです。

主要路線は少し大きな機材が使われるのですが、

人数が集まらないとディレイがあります。

 

世界中でも日本のように時間が正確なのは特別で、

その日の内に飛べばラッキーな方です。

乗り継ぎの場合、国際線は待ってくれないので、

タイトなスケジュールの人は大変です。

 

フラッグ・キャリアの場合はわりとスムーズに手配するのだけど、

それでもかなり面倒なので、出来れば直行便がいいです。

The Ultimate X

究極のXシリーズは、

次世代X-Trans sensor採用の架空(噂)のミラーレスです。

うわさとはいえ、登場は確実視されているので、

最新のビデオ機能が搭載される予定です。

 

動画は取り扱いが難しい(容量がかなり大きい)ので、

これまであまり使うことがなかったのですが、

実は結構はまっている状態です。

 

最初はLX100の4Kフォトがきっかけになっています。

おまけではなく本気の美しさなのです。

瞬間を切り出すのは写真の面白さの一つだけど、

被写体の表情が多彩だと、一枚では表現しきれないです。

ほんの数秒でも的確に情報が伝わるのです。

 

写真は意志を明確に伝える為に余分な情報を出来るだけカット

する楽しみがあるのですが、ビデオは逆の方向性です。

ありのままを魅せる楽しみ方といった感じです。

いずれにしても表現方法はたくさんあった方が便利なので、

今さらながら機能について学習しています。

 

お手軽さでは、iPhoneが圧勝の気もするのだけど、

やはり映像はきれいな方が印象に残ります。

Xシリーズは、最初から頂点という原点なので、

静止画に関しては、X-Pro1の時点でかなりの高画質です。

 

劇的に画質が向上するのを実感するにはレベルが高すぎるので、

進化の方向は間違ってないと思うようになりました。

富士フイルムが究極を謳うからには、

それなりのクオリティが求められるので、

最高の瞬間をとらえる一台は、至福の時間をかなえます。

このフレーズは、X-Pro1の最初のコピーなので、

次の頂点は最初から見えていたのです。

SONYらしさ

ソニーの製品はソニーらしく、

ソニーっぽいほど良く売れる製品になります。

今この時代にのんびりしている感じもするのだけど、

だからこそ今ここでらしさが必要なのです。

 

単純にいえば、これがブランドというものです。

ブランド価値に縛られると自由な発想が難しくなりますが、

ここは技術うんぬんではなく、ソニー製品に対する愛情

がにじみ出ているモノは愛されやすいのです。

 

お客が買いたいと思うのは、

SONYらしさが確実に伝わる商品です。

超ピンポイントで具体的に言葉で説明するのなら、

他社の製品よりも25%高くても選ばれるモノ

であって、その理由がはっきりとわかる技術が必要です。

 

同等品が同じ価格で売られているのならば、

SONYがお買い得に感じる製品を作ることが仕事です。

ソニーが一時期低迷していた理由はまさにこの部分なのです。

まったく同じ商品をソニー価格では売れない現実に気づいたのです。

 

会社が大きくなり過ぎると、こんな簡単な仕組みを

理解できなくなったりするのです。

外注のエンジニアの協力やアナリストの分析も必要なのですが、

一番大切なことを人任せにしては出来るはずもないです。

SONYのビジネスモデルは極めてわかりやすいです。

 

わかりやすいけど他社には絶対マネが出来ない!

言うのは簡単だけど、実際には想像もつかない難問です。

でもそれをやってきたのがソニーという会社です。

当然期待して(されて)います。

その期待を遥かに超えてくれると嬉しいです。

夏のスタートαキャンペーン

α6300、α6000、α5100が対象の、

キャッシュバック・キャンペーン4/28より開始です。

www.sony.jp

α6500は対象外になっているのが微妙ですが、

ソニーのデジカメはロングセラーの商品が多いです。

実際今でもそれなりに競争力があるので、

普通に売れそうです。

 

このラインアップのとどめの一撃は、

α7000がたぶん登場する予定で進行してるので、

それまでの間に着実に裾野を広げていく販売戦略です。

 

X-dayは、かならずやってくるので、

これを市場全体の活性化のチャンスにするのか、

寡占化のはじまりになるのかは、各社とも気になっている

と思います。富士フイルムとパナソニックは、

ミラーレスの更なる普及は好材料というか追い風に感じるのですが、

一眼レフメーカーにとっては複雑な思いもありそうです。

 

レンズ交換式カメラはデジタル部分だけでは完成しないので、

劇的な世代交代を実感するには時間がかかると思うけど、

ジェントルな開発競争は現在も行われています。

FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

α9の登場は余りにもインパクトがあります。

周辺機器もまったく抜かりはないので、

専用パーツも充実しています。

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軽いはずの100-400mm が、大きく見えます。

販売希望価格は、ニコンやキヤノンに合せているので、

完全に正面対決の構図になっています。

 

個人ユーザもこのクラスのレンズを買ってしまうと、

後には引けない覚悟が必要です。

正式にF11対応が明記してあるので、

テレコンもついでに売れてしまいそうです。

 

100mm超級の巨大レンズにくらべれば手が届きやすいので、

このレンズは年内は入手困難になる可能性もあります。

最高画質が求められるので手ごたえがあれば、

ゴーヨン、ロクヨンの登場は必然的に求められることになります。

 

そのような状況になった時、

白と黒のレンズ対決に文字通りαが加わるので、

レンズの光学設計だけではなく、デザイン(特に色)が、

とても気になります。さすがに冒険はしない気もするのですが、

本気で頂点を目指すので、ぜひとも注目したいです。

 

一目でSONYとわかればいいことなので、

無難にオレンジラインだったら少しガッカリかもです。

まだ発表はおろか、噂もない段階なのですが、

望遠レンズファンとしては、斬新なデザインを期待してしまいます。

どっちにしても、最終決定をする人の決断力が試されます。

広告塔としての価値が極めて高いので、

やり直しがきかない一発勝負です。

 

この仕事を任される人は世界一幸せな人だと思うのですが、

同時に社運のかかった責務を果たすプレッシャーとの戦いです。

出来れば生え抜き社員のプロジェクトが理想的です。

SONY α9

α9の国内発表されています。

キタムラの初売価格は、¥484,910 (税込)です。

www.sony.jp

http://shop.kitamura.jp/special/sale-fair/camera/feature/sony/a9/#hikaku

全国展開の販売店としては、

高価な商品ほど実物を確認できる拠点になれるので、

注目の売れ筋商品の発売は嬉しいと思います。

 

ソニーはこれで、レンズ交換式フルサイズ機が8台になったので、

10~50万円のラインアップを揃えることに成功しています。

カメラらしい外観はそのままキープしており、

これにより技術力を最大限アピールする事が出来ます。

 

中身は現物を使ってみなければわからないのですが、

使ってみたいと思わせるテクノロジーが満載の新商品です。

気楽に購入できる価格ではないのですが、

ライカSL(Typ601)との比較なら半分以下なので、

既にレンズを所有している人ならハードルは低いかもです。

 

約369万ドットの有機ELパネルと接眼アイピースは、

最新の光学設計なので、これを見てびっくりしてみたいです。

デジタルの移行期にも色々とこだわりがあって、

必ずしもスムーズだったわけではないです。

 

それにくらべれば、実績がある状態のハイエンドは、

現状のワークフローが変わる訳ではないので、

ただ注目されるだけの存在ではなく現実の選択肢です。

やっぱり相当売れそうというか売れるはずです。

 

付加価値とは何かを知りぬいたソニーが送り出す製品なので、

単に正常進化だけでは済まされない匂いがします。

理想の NIKON D7500 ?

NIKON D7500は、D7200の後継機と考えると、

色々と不満な点が浮かび上がるのですが、

D500 の限定モデルだと思えば、

結構理想の鳥撮カメラに近づく方向に進化しています。

 

このブログでもどっかで書いているはずですが、

画面全体をカバーする測距点とかよりも、

とんでもなく精度の高い中央一点システムが欲しいです。

そもそも一眼レフカメラなので、

見え味の鋭い光学ファインダーがあれば、

液晶モニタとかなくてもいいです。

 

残念に思うのは、スペック値とはいえここの数値がD500から

一歩後退してしまったので、ショックを受けたのです。

一眼レフとしてゆずれないポイントはここです。

 

NIKON D7500が発売され、もし販売が芳しくない状況であれば、

覚悟を決めて一眼レフの原点について探究した方がいいです。

ミラーレスにないもので勝負しなくては、

到底これからの開発競争の中で輝く確率は低いです。

 

世の中みんなが光学ファンではないのですが、

これからはすべての人に受け入れられるデジカメよりも、

尖った個性があった方が、後々売れると思います。

このブログ的には、EOS KISS X7 のペンタプリズム仕様なら

十分過ぎるほど魅力的に感じられるのだけど、

それ普通に、EOS 6D が近いかもです。

 

最上位機種は技術がないと作れないのですが、

一定数は売れてもそれ以上多くの人たちはついていけないです。

最大のボリュームが期待できる機種は限られているので、

実はメーカーの人が一番良くわかっているのです。

衝撃のニュース

データソースが噂サイトなので、

話半分ぐらいにとらえていた方がいいのだけど、

北米市場では、フルサイズデジカメの販売でSONYが2位

になったそうです。

 

つまりニコン様はこの市場で3番手の存在です。

1インチデジカメでは、既にSONYがトップブランドなので、

この噂が真実でなくとも、いずれ現実になりそうです。

 

実際ニコンのデジカメのほとんどのセンサーは、

ソニー製になっているので、発売元の企業は先行できます。

ニコンの財産は不変のニコンFマウントではなくて、

ニコンファン(ニコ爺とか)の存在で、

ニコンはこれを決して忘れてはいないのですが、

逆に大冒険をすることが難しいです。

 

昨日のα9の発表で、本年度は入れ替えが確実視されます。

トップエンドはイベントに合わせていたのですが、

これは王者にも相当の危機感を与えられます。

モノづくりの最前線

4/19のデジカメ新製品発表は、

各社の戦略が明確にされていて面白いです。

fujifilm.jp

富士フイルムは、チェキだけではなく、

中判ミラーレスカメラのGFX 50S もパワーアップさせて、

全方位にターゲットを広げています。

 

パナソニックは4K撮影に力を入れており、

ほぼ全機種が当然のようにラインアップを揃えています。

パナソニックが本気になってくれると、

他社からも関連商品はぐっと出しやすくなるので、

並行して4K環境をサポートするようになっていく感じです。

 

キャノンの、「EOS M6 CAFE」も、

今風の試みといえるので、トップメーカーとして、

裾野を広げる機会を増やしていく体験型のイベントの開催は、

かなり正しい方向性を示していると思います。

 

実は本日予定のエントリは、

RICOHのデジタルカメラ事業縮小だったのですが、

急遽差し替えて明るいニュースにしています。

リコーのデジカメ事業の規模は、

全体の5%ぐらいの比率で、

PENTAXやGRなどがここに含まれます。

華やかに見えてもモノづくりの最前線は厳しい世界です。

 

日本時間の20日早朝、α9が発表されています。

127 x 96 x 63 mm - 673 g - $4500

かなり攻めていますね。