Leica 11175 SL f2.8-4/90-280mm

ライカはいつの間にか、

こんな凄いレンズを出していたのですね。

α9とはやや方向性が違うので、プロスポーツ市場への

参入を目指しているとは思えないのですが、

まったくその考えがないかというと、

これがきっかけになるかも知れないです。

 

静止画には通常の場合音声は記録されないですが、

複数のメディアが群がる会見などに限れば、

シャッター音やフラッシュはかなり賑やかな気がします。

メインの映像を配信している機材は十分高画質で、

最先端の技術を考えれば、今すぐ無音の環境にすることも

そんなに難しいことではないと考えられます。

 

色々と複雑な事情もあるとは思いますが、

最も浮世離れをしている現場が報道の最前線です。

 

ライカの望遠レンズはあまり多くはないです。

しかもこのレンズは3倍ズームで最望遠端280mmです。

24-90mmの先をつなぐ目的で用意されているので、

人物撮影が主力の被写体となるでしょうか。

ギフトカードプレゼントキャンペーン

4月28日 ~ 8月31日まで、

ライカのキャンペーンが実施されています。

対象は、ライカSLとライカMデジタルシリーズです。

 

JCBギフトカードなのですが、額がとっても大きいのです。

本体の値段を考えれば、10%程度なのですが、

標準ズームレンズ込みで購入すると、

20万円にもなるので、

これだけで、サブのフルサイズ機が買えてしまいます。

 

差額で好きなレンズをもう一本が正しい使い方なのですが、

ここはライカ様の気配りで商品券にしているので、

カメラの気配がまったくしないオシャレなお店に行って、

さりげなくプレゼントを購入するのが素敵です。

幸せで豊かな暮らしをいつも願っているライカの贈りものです。

ダイナミックレンジ

良質のセンサーを使ったデジカメは、

一般的にダイナミックレンジが広いといわれています。

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階調が豊かな方が自由度は高くなりますが、

構図を工夫する事である程度は抑え込む事が出来ます。

 

この画像はわざとやっているのですが、

富士のフイルムシュミレーションはすごいですね。

PROVIAの高彩度を見事に再現しています。

これは意地悪して明暗差が際立つように狙っているので。

Velviaの超極彩度表現だと大変なことになります。

 

Xシリーズはこれだけでも一日中は楽しめます。

latitude と表現した方がやはりしっくりくる感じでしょうか。

白いアゲハ

住宅街の植え込みにも蝶はやってきます。

この画像は、ハナミズキの最終形態なのですが、

これよりやや小さめのアゲハ蝶はかなりの頻度で出現します。

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これ例によってズームの最望遠端なので、

飛翔中のアゲハを捉える事は相当に難しいです。

実際アゲハ蝶は街路樹の下段の方を移動していくので、

同時に写り込むチャンスは少ないです。

 

この動かない「白いアゲハ」も、翌日には散ってしまいます。

毎年咲くのでもう少し工夫があっても良さそうですが、

今回もまた思いきり白トビをしています。

 

こんなシーンに備えて露出補正ダイアルがあるので、

-0.7 ぐらいにセットしてブラケット5枚ぐらい試写した後に、

適正露出を決めるのは定跡と思えるのですが、

すっかり忘れてしまうまでがお決まりのパターンです。

Windows 10 S

連休中のちょっと大きなニュースは、

Windowsストアアプリにだけ限定した教育向けOSの

Windows 10 S でしょうか。

 

189ドル~選べる文教向けモデルのようですが、

何かこのパターンは、Windows 8.1 with Bing を連想します。

マイクロソフト社の販売する製品は、

あまり安過ぎると、OEMメーカーは大変です。

単価は安くても数量が確保出来れば商売は成り立ちますが、

ソフトの供給がストアアプリだけになってしまうと、

周辺機器も含めハードメーカーにとって旨みは少なくなります。

 

実際に販売されるのは、

Surface Laptop – Performance Made Personal

のようなスタイリッシュモデルで、

この値段ならば、競合品も十分に対抗できる価格ですが、

Windows 10 Proに無償でアップグレード

が可能とあるのが微妙です。

最後の隠し玉

連休中は撮影に忙しいので、

デジカメ新製品情報の発表はほどんどないです。

デジタル製品は年々数が減って寂しいです。

 

やはり世界最大の市場は北米なので、

注目の商品は年後半のタイミングがどうしても多いです。

そんな時は噂サイトをチェックするのですが、

主要のデジカメ情報は、基本的に既存製品の後継機になります。

 

それだけ熟成されているとも考えられるのですが、

思ってもみなかった画期的な発明品はなかなか登場しないです。

最も考えもつかない商品のウワサは当然できないのだけど。

近年、最もびっくりしたデジカメは、

hydrornis.hatenablog.com

Nikon COOLPIX P900 かもです。

COOLPIX P610 が発売後、時間を置かずに発表され、

半年以上に渡って入手困難が続いた発明品です。

後継機の検討はしていると思いますが、

3000mm = 125倍ズーム は、実焦点距離500mm越えになります。

コスト度外視で製造するわけにもいかないので、

10万円以下、1kg以下をクリアして前機を越える画質を

求められると簡単にはゴーサインは出せないです。

 

それでも100周年記念の最後の隠し玉として、

全力で頑張っていると期待しています。

Nikon (ニコン) COOLPIX A900

S9900から仕切り直しをして、

SnapBridge対応のオールインワンデジカメで、

10年前なら、軽ーく月産数万台は売れる機種なのですが、

かなり苦戦をしているニコンのカメラです。

 

最上級コンパクトカメラは、

次代の発表が近づくとびっくり価格になるのですが、

近年売り場に足を運ぶことさえしない状況では、

アピールできる機会も激減しています。

 

ニコンの一眼レフを持っていない人には、

ニコンのブランドはかなり強力な印象があるのですが、

肝心のニコンユーザが興味を示さないのがとても不思議です。

全国のニコ爺はコンデジも買って下さい!

 

正直、このクラスのデジカメは各社とも大差ないです。

ニコンが一眼レフメーカーとして存続するよりも、

光学機器の総合メーカーの方が安心です。

高額なレンズを一本見送れば、

販売台数的には、数年に渡って買い支えることができます。

 

世の中にニコンのカメラが増えれば宣伝にもなります。

実際使ってみれば、一眼レフにはない利便性を、

発見することになるので、その体験が写真の画風に生きてくるのです。

今を生きるニコンファンには極めて小さな投資です。

Canon (キヤノン) PowerShot SX730 HS

PowerShot SX730 そっと発表されています。

PowerShot S シリーズにはさんざんお世話になっているので、

完成の域に達したコンパクトデジカメが欲しいけれど、

進化のスピードと価格の安定感がすごいので、

タイミングが難しいです。

 

まだ発売前なので正確な判断はできないのですが、

DIGIC 7 搭載でも良かったような気もします。

センサーの大きさで明確にシリーズ分けをしているので、

Gシリーズとの差別化はちゃんと出来ています。

 

むしろライバルは、SX620 のコンパクトサイズ機なので、

発売前から、次機種を期待してしまう状況です。

キヤノンの場合、まだIXYが残っているので、

どちらを残すのが正解なのか迷っているのかもです。

Panasonic (パナソニック) DC-TZ90

LUMIX TZシリーズはロングセラーの

パナソニックを代表するコンパクトデジカメの

最上級機で全部盛り仕様になっています。

 

過去何度も購入リストにエントリーされているのですが、

巡り合わせが良くないのか、自機として使用したことがないです。

最も導入に近づいたのは、TZ60?の時だったのですが、

結局、FZ200を選んだ記憶があります。

 

その前の型番も、結局LX5を選択しています。

このブログはやや尖った性格を重視する傾向があるので、

便利な汎用機よりも機能に特化した製品になります。

 

この辺りはお家だけが特別ではなくて、

カメラファンなら皆経験したことあると思うので、

メーカーもそのことは良く知っています。

これを突き詰めていくと、利益率の高いレンズ交換式に

辿りつくのですが、ある日突然やっぱりコンパクトがいいかも?

と思った時には、選択肢がほとんどなくなっています。

SONY (ソニー) 『α9』 ボディ ILCE-9

今春のデジカメ新作発表は、

SONY 『α9』  ILCE-9 が目立ち過ぎだったけど、

さすがにデジカメ全体の市場規模も縮小されている感じです。

 

各社のレポートは明暗がはっきりしています。

今後も大幅な増収増益は困難なことは予測できるので、

利益率の高い商品にシフトしていくのは、

当然の成り行きなのですが、

ターゲットを絞れば大多数のライトユーザは、

デジカメから離れてしまいます。

 

一度離れたユーザを再び取り込むことの難しさは、

新規開拓よりも遥かに大変だと考えられます。

全部整理して、超高級品だけを扱うメーカーになれば、

暫くは安定して経営は成り立つかもですが、

その先に巨大な市場が見込めるからこそ着手が出来るのです。

 

確実な手法はやはり原点回帰なのですが、

これまさに、トランプ政権の誕生と似ていますね。