XF200mmF2 R LM OIS WR

2018年発売予定レンズとして、

www.fujifilm.co.jp

も発表されています。

 

好評のF2シリーズ究極の大口径単焦点レンズです。

35mm判換算なら300mmF2となるので、

注目のレンズなのですが、

ここはカメラ業界伝統のサンニッパではないところが

なんとなく富士フイルムっぽいです。

 

単純に対物有効径だけでくらべるならば、

サンニッパよりも小型化ができます。

それをしないのは、コンパクトで明るい大口径望遠レンズ

の設計にこだわった結果なのだとは思いますが、

あえて言葉をえらんで穿った見方ですが、

サンニッパよりニィニィのほうが実勢価格が高くなっています。

 

この辺は考察というより感想を述べるブログなので、

あまり深いところ追求しているわけではないです。

非常に魅力的な部門のレンズなだけに、

初売価格が70万円だと、憧れのレンズとなって手が出ないです。

ハイエンド市場に参入していく目標があるので、

当然の選択肢だと思われるのだけど、

後日(2019年ぐらい)までに、

XF500mmF5.6 R LM OIS WR

もしくは、XF250mmF2.8 R LM OIS WR

を普及版として発売して欲しいです。

 

これならフィルター径95mmクラスの生産ラインを使えるので、

10万円台で販売することが可能な実績が既にあります。

実際のフィールドで使われているのは、

圧倒的にこのクラスの超望遠ズームの方が多いです。

もちろん設計は富士フイルムがやるので単焦点

当たり前ですが、前玉が小さくなれば機動力はアップします。

ズームリングが不要になり、F値も固定になります。

このメリットを最大限まで享受できるのがXシステム

だと理解するのにほとんど時間は必要ないので、

あっという間に浸透すると考えられます。

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

Xシリーズ待望の等倍撮影が可能な交換レンズ登場です。

www.fujifilm.co.jp

キタムラ予約価格:¥130,734 (税込) 

質量は、約750gの超本格中望遠マクロレンズです。

富士フイルムが作ると何故ゆえにここまで大掛かりになってしまうのか

とにかくこれでXシステムを選択する言い訳が完成いたしました。

 

サンプル画像の一枚が偶然にも当ブログと同じ品種の画像

samples - Hydrornis's fotolife

レンズの性格がとてもよくわかると思います。

 

マクロに収差はつきものだけれど、

テレコンバーターにも対応の記述が見られるので、

かなり高いレベルの解像性能を実現していると考えられます。

 

このレンズをポートレートに使うと、

うぶ毛の一本一本まで繊細に描写してしまいそうです。

写り過ぎは後から整えれば問題はないので、

カリカリとふわふわをコントロールするためにも

圧倒的高画質は魅力があります。

FUJIFILM X-E3

動く被写体に強いAFで高い機動性を実現

FUJIFILM X-E3、発表きましたね。

www.fujifilm.co.jp

このブログ最大の注目ポイント

hydrornis.hatenablog.com

悲願の上面Fnボタンの色

シルバーモデルもこれで安心して拝見できます。

 

X-E1 = 2012年11月発売以来、

5年かかってようやく到達致しました。

キタムラ初売価格:¥111,294 (税込) 

レンズキットは、¥150,174 (税込)  です。

 

少々お高く感じますが、これは為替の影響が大きいです。

事実上、X-E1の発売時と同じ設定になっているので、

安定してくれば、単体 = 9万円、セット = 12万円

ぐらいに落ち着くような気もしますが、

X-Pro2 > X-T2 > X-E3 > X-T20

の序列を当分は維持するものと考えられます。

 

数値的なポイントとしては、

FUJIFILM X100F よりも寸法(サイズ)が小さく、

FUJIFILM X-A3 にくらべ、単体でわずかに質量が軽いです。

 

デザイン的には、

4方向ボタンがなくなった事だと思うのですが、

これはスマホ的操作が主流になっている人も多い位なので、

富士フイルムとしてはチャレンジしている感じです。

 

このブログには最初の感想が厳しい方が良く売れる法則があるので、

あえて注文を付けくわえるのですが、

内蔵ストロボの省略はOK

液晶が稼働しない仕様も超OK

気になるのは、小型化・軽量化された事によって、

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS とのバランスが、

とれないように見えるので、できればNewレンズが欲しいです。

 

後はターゲットが必ずしも明確ではない微妙なところですが、

SRオートにするためのコントロールレバーは、

X-E3 的にはあまり必要ないかも。

この辺は趣味志向の問題であって困ることはないです。

次のモデルで実現するのかも知れないけれど、

もしかすると、ファインダーなしバージョンが候補にあって、

そこまでやるなら、グリップもなくしてしまえば、

より薄くて美しいデザインとなり、オプションもたくさん売れます。

 

最後に、かなりの願望とダジャレになるのですが、

天板の非球面マークがなくなって間延びした感じに見えるので、

前面のX-E3刻印を省略(できれば曲面デザインも省略)

必要な情報はすべて上面に集中させることによって

Elegant , Elite , Edition

として、特別限定モデルを用意するだけで、

お値段が3倍でも、予約が殺到する高額モデルでいけそうです。

TS-E90mm F2.8Lマクロ

キヤノンも8/29-8/31に多数の製品が発表されています。

canon.jp

気になるのはやはりLレンズ4本のリニューアルです。

さすがのLレンズも30年近く前の設計では、

現在のニーズ答えることは難しいとの判断に感じられます。

 

スマホの普及で撮影枚数が飛躍的に増えたので、

多彩な表現手法が生み出されています。

プロフェッショナルとしては、

特別な技術を披露する必要があり、

優れた光学性能のアオリ撮影は差別化に絶大なる効果があります。

そんなわけで全品30万円級の高額商品になっています。

 

さすがに高級なので、0.5倍のマクロ撮影が可能になって、

EOS 5D Mark IVを使用した場合、等倍切り出し時(3360×2240)

で約750万画素を確保できる仕様になっています。

建築物の撮影に多く利用されてきたのですが、

ソフトウェアで対応することが多くなってきたようで、

スタジオでの被写体を強く意識させます。

 

TS-E90mm F2.8L を選んでいるのは、

このブログ的にもイメージする表現があるので、

発売後の作品で出会えるかも知れないです。

ニコン D850

発表した瞬間、製品のお届けにお時間をいただく場合がございます。

www.nikon-image.com

やっぱりニコン様、さすがで御座います。

製品仕様をみる限り当然というか、

D5やD500の実績もあるので、パーフェクトであります。

見どころはやはりここ ↓

www.nikon-image.com

史上最大のファインダー倍率約0.75倍 !

これこそ最新技術の結晶であって、D5ユーザも

買い増しを熱望するとても重要で大切なポイントです。

 

一部の機能に、他社の編集ソフトが必要です。

の注釈がいくつか見受けられますが、

自社で全部をやる必要はあまり意味がないようにも思えるので、

この辺すっきりしていて気持ちがいいです。

 

お値段も、キタムラ初売価格:¥359,640(税込)

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

とセットで購入しても、D5より少しだけお安くなっています。

8256×5504ピクセルなので、三脚使用でも機材ブレが

気になるレベルだと思われます。

 

本体、レンズ共に1kgを超えてしまっています。

唯一のウィークポイントはやはり財力よりも体力なのですが、

これは、かつてない精彩を求めてしまった結果であり、

光に敢然と立ち向かう以上仕方がないです。

写真表現の探求

フィルムカメラは時間を楽しむ優雅な道具なので、

それはもう大変な手数が必要になります。

  • 20年以上前のカメラ
  • 9年前のスキャナ
  • 7年前のPC  
  • 未だにフィルム現像してくれるショップ

等々

全てを整えてようやく成立します。

中でも一番難易度が高くて味わい深いのは、

最終のレタッチ工程です。

 

デジカメ撮影画像の調整と異なるパラメータの操作が多いです。

そもそも表現手法がまるで別物と考えられるので、

誰もが認める美しさだけを追求しようと思っても答えは見えてこないです。

 

富士フイルムという会社の写真に対する想いは実に深いです。

  • Xシステム
  • チェキ
  • フィルム

これらを今なお用意していて、

尚かつ企業としてきちんと利益を生み出しているのは、

必要としている人が存在するからです。

経営者は会社を存続させるために努力をするのが仕事なので、

必ずしも本業を研鑽していれば安泰とは限らないです。

こんな幸せな会社は今では希少な存在ですね。

フィルムデジタイズアダプター ES-2

その刹那に、かつてない精彩を。

ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラD850

発表されましたね。

デジカメ本体の感想は週末の予定です。

 

今最もタイムリーに興味があるアクセサリーとして、

www.nikon-image.com

の使い方を説明があって、それをさらりと読んでみると、

カラー、モノクロのネガフィルム(35mm判)を、デジタルデータに変換する

アクセサリーなので、ポジは対象外のような感じなのですが、

ポジフィルムの場合は、ES-2にセットして通常撮影でデジタルデータ化できます。

さらに詳細な製品情報を熟読すると、

※ D850のネガフィルムデジタイズ機能を使用すれば、

ネガフィルム(カラー・モノクロ)も自動的にポジ反転してJPEG画像として保存できます。

 

これはまさにタイムリーでそそられる商品です。

8256×5504ピクセルを一瞬にして、HDMIケーブルで接続して大勢で楽しむ

簡単・便利な、素晴らしいアクセサリーです。

 

昨日キヤノンの技術に驚いたばかりなのですが、

さすがニコン様、ニコ爺のハートをピンポイントで鷲掴みです。

PIXUS MP980(スキャナ機能)

先日の「フィルムカメラで撮影をしよう夏休み!」

のデータ、ようやく落ち着いてきたので、

デジタル化に着手をしています。

 

MP980 本体からの操作だと1200dpi相当で、

4枚セットしてもおよそ3分ほどで出来上がります。

そのままKGサイズに出力すればOKなのですが、

パソコンから操作をすると、

6432 × 4288 驚愕の4801dpi 24ビット出力が出来ます。

ビットマップイメージ(bmp)なので、1枚あたり約80MBです。

 

アプリから直接指定する方法の他にスキャンドライバも使えます。

この段階でカラーバランスを整えるのですが、

気分は完全に職業写真家の雰囲気です。

 

MP980 はわずかに10年ほど前の機種なのですが、

とんでもない精度を誇る奇跡の製品だと感じさせられます。

おそろしく時間を必要とするのだけれど(約10分/枚)、

確実にその価値を実感できるレベルにあります。

 

PROVIA 100F はイメージしていたよりも穏やかな仕上がりです。

Xシステムのフィルムシミュレーションであれば、

ASTIA/ソフトとクラシッククロームの中間あたりの表現をするのに、

色彩だけはわずかに鮮やかという不思議なポジションです。

 

作業工程が複雑なので、作品の完成形によっても

かなり違った印象になるかと思います。

9枚羽虹彩絞り

LX100というか、ほとんどのデジカメは ↓ のが苦手です。

f:id:Hydrornis:20170819012719j:plain

おかげさまで美しいボケを画像にて確認することができたのです。

即時マニュアル操作で拡大ピントアシストも体験しています。

 

通常は特に使わないので、コントロールリングの割り当てはデフォルト

のままにしているのですが、このシーンでは大活躍です。

f:id:Hydrornis:20170829001752j:plain

少々前ピンなのはご愛嬌ということでお願いします。

EOS-1N

この単三乾電池8本込みの四角い塊はただ者ではないです。

f:id:Hydrornis:20170825001057j:plain

一昨日のフジクロームで実力を見せつけてくれています。

いちおうプロ機なので、どのようなシーンにも対応可能ですが、

縦位置に構えてファインダーを見ると、ポートレート専用カメラになります。

 

撮影している間もリズム感があってとっても爽快です。

フィルムなので3枚セットだと12カットで一本が完了するので、

程良い緊張感とリラックスが不思議に共存します。