双眼鏡の見え方を伝えるのは難しいです。
カメラなら写した画像を見て判断することができるけど
まずは他の製品との比較。例によってお家にはその頃から
光学用品はいっぱいあって双眼鏡もいくつかあった。
たぶん、10倍50mmと7倍50mmではないかと思われます。
何というか比較の対象にしてはいけないぐらいの違いで
誰が見てもはっきりとわかるというか同種の製品ではありません
ぶっちゃけたところ、それはとても安価なものだったからです。
高いものが良いとは限らないけど、ものにはやはり程度があって
鑑賞にふさわしい双眼鏡はお値段もそこそこするのです。
最初に思ったのは、広々と透き通っていて色彩が賑やかな印象。
なんか矛盾している気がするけど、今ならちゃんと説明できます。
これが文字通りの記憶色というやつです。
その後光学系が増え続ける中で双眼鏡はかなりの危険域に達し
今では増殖しないように努めていますが、そんな状況でも
最初の評価に違和感はありません。ただちょっとだけ違うのは、
上には上があって、それらを踏まえた上で補足させていただくと
実視界7.5°なのに広々と感じるのがこの双眼鏡の特徴です。
透明感については水準以上だとは思いますが、
カメラの大口径レンズのような薄いピントが大好きで
現像は忠実設定が当たり前という人だと少し眠たく感じるかも。