CANON 8x32 WP 双眼鏡

双眼鏡の見え方を伝えるのは難しいです。

カメラなら写した画像を見て判断することができるけど

まずは他の製品との比較。例によってお家にはその頃から

光学用品はいっぱいあって双眼鏡もいくつかあった。

たぶん、10倍50mmと7倍50mmではないかと思われます。

何というか比較の対象にしてはいけないぐらいの違いで

誰が見てもはっきりとわかるというか同種の製品ではありません

ぶっちゃけたところ、それはとても安価なものだったからです。

高いものが良いとは限らないけど、ものにはやはり程度があって

鑑賞にふさわしい双眼鏡はお値段もそこそこするのです。

 

最初に思ったのは、広々と透き通っていて色彩が賑やかな印象。

なんか矛盾している気がするけど、今ならちゃんと説明できます。

これが文字通りの記憶色というやつです。

 

その後光学系が増え続ける中で双眼鏡はかなりの危険域に達し

今では増殖しないように努めていますが、そんな状況でも

最初の評価に違和感はありません。ただちょっとだけ違うのは、

上には上があって、それらを踏まえた上で補足させていただくと

実視界7.5°なのに広々と感じるのがこの双眼鏡の特徴です。

透明感については水準以上だとは思いますが、

カメラの大口径レンズのような薄いピントが大好きで

現像は忠実設定が当たり前という人だと少し眠たく感じるかも。