趣味のお買物

性能評価は、悪い意味でいえば粗さがしです。

お金を出して購入する商品なのだからできれば良いものを

買いたいけど、欠点のない商品なんてありえません。

客観的に評価しようとすると、どうしても数値化するので

数字が独り歩きして、訳のわからない競争が起こったり

結果として選択の幅を狭めることにもなりかねません。

 

趣味なのでとことん性能にこだわるのは全然OKだと思います。

でも趣味ぐらいは数字のことは忘れて好きなものにしたい

色やかたち、素材(性能とはあまり関係ない部分)など

自分だけにしかわからないポイントに惹かれて買ったとしても

誰も責める人はいません。もしその事で誰かに注意されたとしたら

それは趣味の範囲を超えてるかも知れないので良く考えましょう。

警告を与えてくれたその人はあなたにとってたぶん大事な人はずです。

 

話題がちょっと飛びました。

自分の目で見て、触って、感じたことを大切にしてください。

地方に住んでいてそんなに簡単に実物に触れる機会が少ない人でも

こだわりを捨ててしまったら趣味ではなくてただの買い物です。

たとえ実際に触れることができなくても、ネットに繋がっている限り

あなたはひとりではありません。ちょっとだけ勇気をだせば

身近にも双眼鏡ファンがいるかも知れないし、信頼できるサイトを

見つければ、知りたい詳細な情報がそのまま載っていることもあります。

 

「 趣味はまずカタチからはいる。」

賛成です。事前に十分時間をかけて情報収集するところからが

始まりというか、その過程が最も楽しかったりワクワクするところ

こだわった結果がどんな選択になったとしても納得できますし、

あれこれ考えて楽しんだ時間の分だけ得をした思えばいいのです。