SWAROVSKI EL8×32 SWAROVISION
値段なんて特に気にしなくても良いなら部門
30mm級ガイドのラストを飾る双眼鏡は、
SWAROVSKI EL8×32 SWAROVISION です。
スワロはわかりやすいです。
ガラス職人ダニエルの御子息様が野鳥観察ために設立した
チロル州アブサムにある光学機器専門の工場で製造されていて
マニュファクチャーなところが魅力のひとつです。
日本では、クリスタルルースがハンドメイドアクセサリー
の代名詞のように用いられて、とっても有名なのです。
デコ電です。デコスマのほうがわかりやすいでしょうか
少し前はスワロ自らが、デコ双、デコビノを販売してました。
クリスタル・オペラグラス・ライン
Pocket 8×20B Crystal BLACK , GOLD , SILVER
各種を本当に売っていました。見たことはありませんが、
HERMES とのコラボ商品という伝説的なものも存在します。
ライカとは一見対極の存在にみえるスワロフスキーですが、
双眼鏡に関していえば、ライカの魅力というのがわかる人なら
スワロがどれほど作り込まれた製品なのか理解できると思います。
美しいです。それは単なる外観の美しさに対するものではなく
優れた自然観察の道具となる事を目指して徹底的に追求した結果
光学的性能も含めて、自然の成り行きで美しくなってしまった。
というエピソードがいつかカタログに載るかもしれません。
デザインは好みの問題なのですが、SWAROVISION になる前の
ELシリーズの方が、優しくて包み込むような豊かな曲線で魅力的
な印象を与えていましたが、現在では直線を基調としたシンプルで
近代的なデザインとなっています。EL8×32 SWAROVISION は、
42mmがステップアップした以上に大きくジャンプアップしていて
光学的レベルでも、もはやEL8.5×42 の軽量版の存在ではなくて
SWAROVSKI EL8×32 SWAROVISION という名で選ばれる製品です。
これ以上は、もしかしたら来月あたりに公開するかもな
40mm級ガイドに影響するので、ほどほどでとめておきます。
EL8×32 SWAROVISION のカラーリングは、グリーン1色ではなく
もう1色、サンドブラウンが用意されています。
ここまでの気配りができるのは、とてつもない自信の証しでしょうか。
お判りかと思いますが、カラーを選べることはたくさんの意味があって
この商品を誰に買ってほしいのかを明確にしているのです。