目的がはっきりしていると
色々なことが理解できるようになってきます。
今日の1枚は、ジョウビタキ♂です。
とにかく、はっきり、クッキリ、大きく撮りたいので、
この画像などは、まさにその典型的なタイプといえるでしょう。
実際に撮影する時も、この傾向は今でも変わっていませんが、
少しだけ優しくなったというか、存在が確認ができればそれだけで
満足してしまうことさえもあります。双眼鏡はできるだけナチュラル
な見え方が気持ち良く、そこに色彩を少しずつ足していくような作業を
たぶん頭の中ではやっていて、その時の記憶していく過程そのものが、
鳥を見ることの最大の楽しみ方になっているのだと思います。
すべての人はアーティストになれる才能を持っています。
でもその表現手法はさまざまで、他の人にも理解することができる
手段もあれば、なかなか理解されないものもいっぱいあるのです。
もっと簡単に説明すると、
作品を生み出す人と作品を見にいく人がいます。
もちろん他の人の作品に憧れたり参考にすることで、
新たなる作品を生み出す原動力にすることだってあります。
このブログは、写真を撮る楽しみと、
双眼鏡で見る楽しみの中間ぐらいのところを表現したいのです。
なので、鳥さん画像はとてもわかりやすいものが多いと思います。