今日の1枚は、キビタキ♂です。
タイトル通り水浴びをして、びしょびしょです。
ちょっと切り出し過ぎなので粒子が目立っています。
いまならもう少し引きのカットで、50%ぐらいにした方がいいかな
とか考えたりするかもだけど、これはこれで意図があったと思います。
キビタキ自体首都圏では、ゴールデンウィークに通過する
一瞬だけしか遭遇できないので、この距離で撮影できるのは
これ以上は決して望めない、贅沢過ぎるぐらいの好条件なのです。
くびを傾けるしぐさとカメラ目線でこちらを見ているようすは、
野鳥ファンじゃなくても、たまらないほどの愛おしさです。
しかも、びしょびしょになりながらも羽毛が整っていて、
胸の辺りは黄色をさらに鮮やかにした橙色でかわいさMaxです。
オオルリ、キビタキ、サンコウチョウなどの夏鳥は、
初夏の渡りではスーパースターなので、連休中は特別警戒です。
本当にお家のそばの林レベルでも見つけることもあります。
少し大きめの都市公園なら、早朝の誰もいない空気を揺らして
囀りが響き渡っているのを聞くだけでも爽やかな気持ちです。
渡りの途中は枝の高い位置を移動していくので、
上の写真のように水平に近いところに降りてきてくれることは
ほとんどないですから、撮影は角度があるのでかなり難しく
実際はどのぐらいなのか証拠写真集も貼ろうとしてみたら
また、ファイル使用量が上限に達しそうです。になってしまい
来月までおあずけです。渡り鳥前線が上昇してくる頃になったら
忘れてしまわないようにするので、しばらくお待ちください。