南の島のカワセミさん

今日の鳥さんギャラリーは、

カワセミつながりで、ジャワショウビンです。

f:id:Hydrornis:20150301212405j:plain

ショウビン属は、普通のカワセミとはだいぶ雰囲気が違いますが、

鮮やかな体色と大きなくちばしは、やはりカワセミなのです。

いかにも南国育ちで原色系のかなり目立つ色づかいです。

大きさはアカショウビンと同じか、ちょっと小さいぐらいです。

 

もちろん撮影地は、バリ島です。

我慢するのが苦手なタイプなので早速ネタばらしすると、

今日は、4月1日です。画像を良〜く見てください。

そうなんです。これは動物園で撮影しているのです。

 

でもバリ島で撮ったというのは本当で、

これはバードパークという観光施設の中にあって、人も入れる

大きなカゴというか、空間に放し飼いになっているのです。

なので間に網とかもなくて、ノートリ、ノーレタの至近距離です。

 

余計なことかも知れませんが、ここの入園料は高いです。

まあ高いとはいっても、あくまで現地の物価に対してなので、

日本のテーマパークとかにくらべれば全然お安いのですが、

この時は5人で行ったので、1万円で少しお釣りがくるくらいです。

入園時に説明書のようなものをくれて、それを一通り読んでみると

一人当り$15ぐらいが、自然環境保護のために使われるらしく

真偽の程は定かではありませんが、少しでも役に立つのなら、

訪問した甲斐もあったわけで、このぐらいの金額であれば、

疑るよりもいい気分でいた方が、ずっと楽しい想いができます。

 

実際、鳥好きならばとても貴重な体験もできるかもです。

上の写真のジャワショウビンとの2ショットの写真も撮れました。

さすがに触れることはできないので、手乗りショウビンは無理ですが

同じ高さに並んでいるように見えるぐらいなら動かないので、

記念の写真としては面白いです。他にもたくさん鳥が歩いていたり

ショーみたいなのもあって、アヒルの大行進とかすごい迫力です。

鳥とは関係ないですが、コモドドラゴンも間近で見ることができます。

 

なんかバリの観光案内みたいになってしまいましたが、

バリ島には世界有数の探鳥地もあるので、日程に余裕のある人なら

とても本格的なバードウォッチングをすることもできます。

特に島の北側の場合は、最低でも二泊三日以上は必要で

現地にもそれなりのホテルがあるので、無理をするのはやめて

そこにもガイドさんがいるので、単独で森に入るはやめましょう。

 

国によっても違いはありますが、特に保護区に入る時には

気をつけないといけないことがたくさんあります。

まず最初に注意するのは蚊の対策です。肌の露出は極力控えます。

意外なのは迷彩服の着用が、とても危険な場合もあります。

実は最も怖いのは、密猟者とあってしまうことなのです。

 

あまりにも極端な例ですが、日本の公園とは全然違うことを

ちゃんと理解して、事前に連絡を取って準備するぐらいの慎重さ

が大切です。気ままな旅であれば、チケットだけでもいいけど

希少種の撮影が目的なら、ガイドさんの実力によっても期待値が

変わってしまうほどの重要なポイントなので、シーズン前から

指名で予約を確保するぐらいじゃないと難しい野鳥もいるのです。

 

なんかさっぱりワケのわからない方向に行っちゃいました。

最後に、今日は4月1日なので、新しく社会人になった人もいるので

無理やりだけども、ささやかなメッセージを贈ります。

 

世の中には、まだ見たことのない世界がいっぱいあります。

自分の目で見て、触って、感じたことを何よりも大切にしてください。

そして、今できること、やりたいとがあるならすぐ実行しましょう。

 

たった3行で短すぎますけど、伝えられるのは本当にそれだけです。