今週の鳥さんギャラリーは、
身近な小鳥です。先週はメルヘン調だったので、
パッと見だとわかりにくいものが多かったのですが、
今回は白黒でもいいぐらい、はっきりしています。
シジュウカラさんです。
背中の色が良く見えるともっとかわいい感じになるけど
これだとちょっとこわいぐらいに写っています。
子供の頃、近所にいる鳥は
スズメ、ハト、カラスの3種類だけだと思っていました。
現在でも、普通の人ならそう思っている人が多いかもです。
お家で見ることのできる鳥で一番多いのはシジュウカラです。
その次がヒヨドリで、3番目がキジバトの順でしょうか。
公園とかに撮影目的で行くと、上記の3種はガッカリ系らしく
誰も相手をしていない場合が多いので、シジュウカラ君には
失礼ですが、スコープの練習鳥として遊んでもらいます。
たくさんいたはずのシジュウカラは最後は1羽になって
残った個体はあまり大きく移動しない場合が多くて
動きは速いけど、数分間だけお付き合いいただけます。
これを毎週のようにやっていると、かなり上達するので、
時間がある時は、電池がなくなるまで何度もすると
レンズとカメラの組み合わせや焦点域、フォーカスポイント
の精度などをが、漠然とわかってくるようになります。
自然を知ること、相手を知ること、道具を知ること、
そして最後に自分を知ることで、撮影は上達していきます。
でもそこまで道を極めようと思いつめるのではなくて、
もっと単純に、自然を愛して、小鳥を好きになって、
機材を大切に扱って、その時間をとても楽しいと思えたら
それはもう掛け替えのない過ごし方なのだと思います。