露出補正ダイヤル

露出補正機能はデジタルカメラなら

ほとんどの機種にもついているのですが、

X-E1のように、アナログダイヤル式なのは

比較的新しくて、ちょっと本格志向の

カメラにだけ着いています。

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これも人によって使い方は色々です。

表現方法のひとつとして、光の量をコントロール

するのが、主な目的だと思うのだけれど、

  1. あっ、これは白が飛んじゃうかも
  2. うーん、暗いところがつぶれちゃうかも
  3. よくわからないから、保険をかけとかないと

みたいな使い方をしています。

X-E1は数的要素をアナログで決められるので

マニュアル操作でも出来なくはないけど、

このダイヤルはとても便利です。

 

例えば、1.と3.の組み合わせの場合

ダイヤルを-2/3EVの位置に合わせて

±1/3EVのAEブラケティングで撮影すると

-0.67 , -0.33 , -1 になります。

3.の要素が強い時の使い方なら

-1/3EVの位置で、±2/3EVの設定だと

-0.33 , +0.33 , -1 がつくれます。

 

これを応用すれば、-2.0EV~+2.0EV

の範囲外の、-3.0EV~+3.0EV までは

対応が可能になるのです。

 

そこまでやるなら測光方式をかえるとか

別の方法もあるのだけど、ダイヤルがあるから

やってみようと、考えるのです。

 

X-E1のファインダーはとてもきれいで、

出来栄えをちゃんと確認することができます。

加えて、撮像素子の表現力もかなり豊かですから

本当はあまり必需性がないダイヤルなのかも?

 

でも、デザイン的には超重要なところです。