1630万画素“X-Trans CMOS”

X-E1とX-Pro1の撮像素子は、

まったく同じものを採用しているので、

同じレンズを使用した場合、全く同じ画が撮れる

と、商品担当の人も明言しています。

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これは、X-M1も同じことで、

X-M1の場合は、EXRプロセッサーIIになっているので

演算速度に関してはより高速にできますが、

上位機種を超える処理は行っていないようです。

 

X-Pro1 , X-E1 , X-M1で最も異なるのは、

撮影アプローチです。これは誰が見てもわかります。

次に重要になるのは、撮影者の心構えです。

たぶんこの差が、構図決定の手段以上に

違う結果となって現れると思います。

 

さすがにFUJIFILMは、この辺りを良くわかっていますね。

でもこれができるのは、X-Trans CMOSがあってのことです。

いきなり完成度の高い撮像素子の開発に成功したので、

高画素競争の荒波に巻き込まれることもなくて、

フルサイズの圧力からも逃れることができています。

 

高画素センサーがどうしても必要な人もいるし、

フルサイズじゃないと、仕事にならないプロもいます。

技術開発は、一度ストップさせてしまうと、

簡単に再開せることは難しくなるので、

CANONやNIKONにはこれからも頑張って欲しいです。

EF11-24mm F4L USM とかすごいですよねー。

 

X-Pro1は黒、X-E1は銀、X-M1は茶、X-A1は赤、

いきなり最初の製品群で、色分けにも成功しています。

この先、ライカみたいなカメラのブームがさって

X-T1とX-T10の後継機が残っていくとしても、

FUJIFILMは、独自路線を歩んでいくと思われます。

 

10年先のことは想像もできないけど。

フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS と、

フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の2本レンズは、

X-E1本体ともに、5年間の製品保証が付いているので、

オリンピックの新製品に対応できるか楽しみです。