唯一変わったのは、そのすべて。

超高額レンズを堪能した後は、

気になっていた、DMC-FZ300 です。

 

タイトルは、iPhone6sのコピーを拝借しています。

iPhoneの場合、見た目がほとんど同じですが、

DMC-FZ300 は先代のDMC-FZ200 と見た目も

全然違います。外観はDMC-FZ1000 に似ています。

 

レンズとセンサーサイズだけがそのままで、

各所の部材はすべてパワーアップされています。

DMC-FZ200 の完成度は素晴らしく

1/2.3 高感度MOSセンサー搭載のデジカメ

史上最もバランスの優れた機種の一つだと思います。

 

まずは、ファインダーと液晶モニタが

便利に進化しています。アイセンサーと

タッチスクリーンにより、

撮影時の操作性がとてもわかりやすくなって、

前機種を使ったことがある人なら、一目でわかるほど

大幅にきれいになっています。

 

決定的な違いは、4Kフォトモードで

これをどのように使いこなすかによって

評価は分かれると思います。

防塵防滴性能を獲得したことにより

フィールドではかなり安心感が増しました。

 

他にもたくさんの先進技術が満載なので、

全部盛りファンにとっては、

出し惜しみのない機種と思われます。

 

オールインパッケージの合理性を好む地域では

受け入れやすいモデルのように感じるけど

日本の場合、1.0型センサー のDMC-FZ1000 と

ほほ同等の価格なので、微妙なところです。

 

レンズ一体型高倍率ズームを敢えて選ぶ人であれば

ある程度は納得の製品にも思えるのですが、

今度はライバル機が、Nikon COOLPIX P900 や

PowerShot SX60 HS になるので、

ここもまた激戦区なのです。