国際線「燃油特別付加運賃」

何か以前にも書いた気がするけど、

燃油特別付加運賃のお話。

 

燃油価格の高騰に対応するため、

ご利用のお客様に一部ご負担をお願いすることになったのが

事の始まりで、最初は緩やかに推移していたから、

マイレージのチケットには付加されないなど

色々と不思議な仕組みでした。

 

シンガポールケロシンが、100ドルを超えたあたりから

ものすごい価格になってしまい、付加運賃どころか

行き先によっては、チケット本体よりも高額になってしまう

ところも出てくる非常事態になりました。

 

リーマンショックの後、一瞬だけ0になったのですが、

その後また激しく上昇に転じています。

発券のタイミングが悪いと、

万単位の差がでるようなこともあったのです。

 

その間に航空券は、正規格安券がネットで販売され、

代理店を通さない方が安く購入することも可能になったので、

旅行会社まで行くことはほとんどなくなりました。

 

現在、タイ国際航空では、

2015年12月1日発券分以降の日本-タイ間の航空券は

燃油特別付加運賃が廃止されています。

このまま、燃油価格の下方推移が続くと、

4月以降の発券は、すべての路線で付加運賃がなくなる

可能性が高いのですが、どうなるのでしょうか?

 

チケットの種類の関係で、

今だとローマ往復なら、38,700円

ベトナム/シンガポールなら、36,200円

単純にバンコク往復するチケットだと、47,200円です。

国際線のチケット料金は、超複雑になっています。