理想のコンデジ

STYLUS SP-100EE が、販売店から姿を消してから

かなり経過しているので、既に生産が終了している製品だと

思っていたのですが、オリンパスの公式サイトで表示がされるので、

Eagle's Eye の後継機として、1/1.7型 CMOSセンサーを搭載した

高倍率ズームをぜひ製品化して欲しいです。

 

COOLPIX P900 の大口径レンズ、

FinePix S1 の防塵・防滴仕様、

STYLUS SP-100EE のドットサイト照準器、

LXもしくはGR の1/1.7型センサーあたりを載せて、

画像の処理は、Canonの映像エンジンにしましょうか。

 

いわゆる、鳥撮者の考えた理想のコンデジ

Build To Order のデジタルカメラです。

光学機器なので、特許とか相性の問題はあると思いますが、

上記したものはすべて既存の製品で実現しているので、

キヤノンが、次機種のPowerShot SX70 HS で

本気で製品化しようと思えば、

簡単ではないけど、作ることは可能です。

 

最重要ポイントは、どのぐらいの販売数が見込めるかです。

コンパクトデジタルカメラの場合、

お値段は、10万円以下で、

撮影時の総質量が1kg以下が絶対条件です。

画質や機能面では高倍率ズームの頂点に位置に君臨するので、

月産10,000台の供給では需要を賄えないレベルで売れると思います。

 

問題は、理想のコンデジが実際に登場する事になると、

他のデジカメの売り上げに大きな影響を与えます。

一眼レフカメラの等倍切り出し画像よりも画質が良いと感じる

レベルになると、新しい商品に人気が集中してしまいます。

 

理想のカメラは既メーカーが製品化する際に調整が必要です。

でもあまり意思決定に時間をかけると、アメリカ様のベンチャー企業に、

またしても先を越されてしまうかも知れないので、

今できることは全力でやった方が絶対にいいと思います。