SONY α6300

SONYのミラーレスカメラは、

すべての機種がレトロ調のデザインではなく、

SONYテイストの近未来型のすっきりした見た目です。

α6300(ILCE-6300) も発表されています。

www.sony.jp

徹底的に洗練されたオートフォーカス性能を小型ボディに凝縮

例によって、キタムラの予約価格は、¥131,100 です。

ILCE-6000(α6000)の後継機と考えると、

ずいぶん値上がりしたように感じるのですが、

APS-Cの最上位機種に正式に昇格したのであれば、

そこそこ適正な価格帯です。

 

像面位相差AFセンサーを画面のほぼ全域に配置した

約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーとなっているので、

FUJIFILM X-Pro2 に限りなく近い素性だと思われ、

ボディ単体であれば、意識をする存在です。

 

こちらはSONYの新製品なので、4Kにも対応しています。

レンズキットが、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS だけになって、

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS のダブルズームはなくなっています。

これは懸命な判断だと思われます。

6ケタ級のデジカメですし、

2400万画素の超高解像度となるので、

AFはともかく画質を担保するのが難しいです。

 

これぐらいの格付けのデジカメは、

今後初期のセットレンズはお試し用になるかもです。

今回同時に発表されたG マスターは、フルサイズのα7用と思われますが、

APS-Cサイズで3600万画素のセンサーが間に合っていれば、

小型のズームレンズでは荷が重いです。

 

そうはいっても、小型ボディが売りの部分でもあるので、

あまり大きなレンズをセットにするわけにもいかないと考えられ、

次機種は専用の高画質小型対応標準ズームが期待されます。

でも、とても高額になってしまうと思われるので、

3600万画素機は、単焦点レンズが推奨になると楽しそうです。

FUJIFILMにとっては、かなり強力なライバルになるかと思います。