COOLPIX A300
CP+は、色々なイベントが合併・吸収されて、
現在のように、とても大型のイベントになっています。
今回、DLシリーズを除くと。
- COOLPIX A900
- COOLPIX B700
- COOLPIX A100
- COOLPIX A10
- COOLPIX B500
など、たくさんの新製品がありますが、
注目はこれ、COOLPIX A300 です。
ヨドバシ.comを見ると予約受付中のプライスは、
なんと、¥19,980(税込)です。
低価格コンデジとしては少々お高いですが、
コンデジ単体で楽しむ商品ではなく、
SnapBridge で、スマホと常時接続が目玉の機能です。
つまりこのカメラは、普通のコンデジではなく
スマホの周辺機器に区分されるのです。
スマホで表示させることが目的となるので、
画素数とかはあまり気にすることがなく、
製造時に最も普及しているセンサーを搭載するので、
100%表示では、ブロックノイズがちらほら見えたりしても、
スマホの画面で綺麗に見えるなら役目を果たせるので、
200万画素ぐらいに縮小したサイズでOKなんです。
スマホはバックに入れておいて、
写真を撮るのが、A300 の役割です。
薄型のスマホでは難しい、8倍ズームや手振れ補正で、
ワンランク上の画像を撮影します。
ここから先がこのカメラの本領を発揮します。
フルメイクや多彩な自分撮り機能やエフェクトなど、
カメラメーカーのアプリを操作する感覚で、
写真を色々と加工していきます。
フリーのアプリと違いメーカー純正で最適化をするので、
仕上がりはかなりの完成度になりますから、
フォトショップを使うレベルの難度が高い補正も、
メイクだけに特化すれば、簡単でわかりやすいと思います。
撮影時質量は、120gほどで厚さは20mm程度です。
Bluetooth標準規格 Ver.4.1 なので省電力仕様になっていて、
電池が切れたら、スマホに切り替えてもいいし、
USB充電可能なので、モバイルバッテリーも使えます。
COOLPIX A300 + スマホを持ち出せば、
ネットで配信するコンテンツは、
PCの必要がなく、どこでもスタジオになります。
もちろんこれよりも高画質の画像を必要とする人には、
最新のニコンSnapBridge 搭載機にすれば、
NIKON IMAGE SPACE にデータをアップロードして、
共有・整理・閲覧をコントロールしながら対応することもできます。
美しい画像を残すことに特化したデジカメと、
画像を素速く公開して、みんなで楽しむ簡単な仕組みが
あることを、ニコンは多くの人に伝えています。
この配分をユーザの利用状況によって選択できる機種の開発と
環境の整備を整えつつあること。
デジタルカメラがこれからも必要とされるために、
他社任せにしないで、提案・チャレンジをしていく姿勢は、
大変に素晴らしいことに感じらます。
COOLPIX A300 は、初値が税込で2万円以下なので、
スマホ周辺機器としてもギリギリの値付けであり、
背伸びをすればターゲートユーザに届きます。
この取り組みが理解され普及していくことになれば、
スケールメリットで価格は下げることもできるようなるので、
そのための大事な試金石となるのです。