今日は、親類縁者の未来についてです。
その人の名前は、ここではHさんと呼ぶことにします。
Hさんはまだ18歳になったばかりなのだけど、
「将来何をしたいですか?」
「アフリカのこどもと勉強がしたい!」
非常に明確な回答です。
きっかけは、なにかのドキュメンタリーかも知れませんが、
目標を定める場合、出来るだけシンプルがいいです。
前世紀であれば、旅行で訪れるだけだとしても、
なかなか大変な場所でしたが、現在では、
少しの勇気、少しの時間、少しのお金で行くことができます。
(もっとも、この3つを揃えるのは意外と難しいです。)
でも、Hさんはアフリカ旅行がしたいのではなく、
仕事として赴任して、これから学び得るすべての知識を使って、
地球的視野の立場から、貢献することが目標なのです。
人はいくつになっても学び続けることができますが、
年齢を重ねると、自身に限界を設定するようになります。
昨日、多くの実践的知識や経験は実業務にあると
書いたばかりなのですが、同時に多くの人は、
働き始めてから、もっと勉強をしておけば良かったと気が付きます。
やり直しがきかない人生は決してないと思いますが、
非常にハードルが高くみえるのであきらめてしまうのです。
Hさんはその目的を最短で適える大学に合格しました。
社会人となってから身につける経験もすごく大切なのですが、
最初から目的がはっきりしているのなら、
回り道をする必要はなく、大学が最高峰の教育機関です。
Hさんはそう遠くはない将来、
きっと目標を実現させることになると思います。
そこではさらに多くの人を育てることが仕事になります。
ひとつの目標を達成することができた人は、
次に大きな目標というか夢を叶えようとします。
その時も今と変わらない気持ちを保ち続けているとしたら、
Hさんは、たぶん歴史にその名を残すことでしょう。