デジタルカメラが普及する前は、
カメラ(フィルム式)がお家にあって、
街にも複数の写真屋さんが存在していました。
それなりにお付き合いのあるお店であれば、
カメラを持っていけば、雑談を幾つか交えながら、
必要なフィルムを装填してくれたりして、
撮影後に再びそのままお店に行けば、
焼き上がると、わざわざお家に連絡までしてくれるお店も、
めずらしくはない環境であったと思います。
現在なら、ちょっとやり過ぎに感じるサービスですが、
写真の撮影は、それぐらいに特別なことでもあったのです。
連休中、唐突にフィルムカメラを使ってみたくなり、
- 現在購入可能な特別なフィルムを探す。
- 特別なフィルムを現像してくれる場所を探す。
- フィルムが使えるカメラを探す。← 今ここ
- 撮影後、現在の環境で鑑賞する方法を確認する。
- 何をどう撮影するのか、コマ割りも含めて考える。
なんとも大掛かりな手順になります。
誰かに依頼されて、やらなければならない作業ではないので、
すべてのポイントがとっても楽しい時間です。
ちょっと危なそうな感じがするのは、
3.の部分で、実際にお店を訪ねることになるので、
最新の魅力的な製品も観れちゃうことです。
もしここで、FUJIFILM X-Pro2 とかを、
購入して帰ってきたとしても、どうか笑ってください。
おそらく価格面で、それはないと思いますが、
たぶん、FUJIFILM SQUARE とかも行きそうなので、
タイムマシンのスイッチを、過去ではなく、
未来にセットしてしまうかもなのです。