FUJIFILM X-T2 の影響
今回新発売のニュースを読んで、
何がそんなにうれしいのかよく考えてみると、
X-T2により、性能面(特にスペック)の比較においても、
ライバルのハイエンド製品と、同じ感覚に見られるようになった
ことが、かなり大きいのだと思います。
富士フイルムのレンズ交換式デジタルカメラは、
非常に個性的なので、見た目もちょっとレトロ調だったり、
実際に使って見ないと、高感度性能や画質についても
利用者以外にはうまく説明がつかない魅力で、
なんとなくマニアだけの雰囲気があり、
実はそこが最も重要なのだけど、
誰かにおすすめするには難しいポイントなのです。
状況的には、富士フイルムが競合他社に追いついた感じだけど、
数年先を見据えると、ここが未来のスタート地点となる
歴史的瞬間で、一部の技術では先行していた部分が
まるで逆の考え方だと、取り込まれて一つになろうとしています。
発表会の所どころで使われている
プロ写真家のご要望に応え...、プロの意見を聞いて決めた...。
等の表現が多くあります。
もちろん、経験や知識が豊富で影響力もあり、
実践で役に立つきめ細かい部分が良く見えているので、
どのジャンルでもそうですが、
道具としての完成度を上げていく過程において
価値のある協調要素になると思います。
多くの人に知られ、支持される地位を獲得するためには、
まず、ビジネスとして成功をして、ようやく実現ができます。
非常にセンシティブな部分で表現が難しいのですが、
これがオタクの心理というものでしょうか?