カシオの新製品は地味です。
電卓とか電子辞書とか大発明をしているのですが、
一社独占で儲けようとはしないです。
現在の考え方だと、
企業としては甘すぎるとか言われそうです。
でも業績は決して悪くはないし、
時計などは大定番の人気商品を持っているだけでなく、
驚きの低価格帯のデジタルウォッチは
世界中で愛されています。
デジカメもレンズ交換式を併売してない唯一のメーカーです。
地味を通り越して、オヤジ臭いとまで囁かれても、
今もマイペースで販売を続けていて、
一周回って安定感のある選択肢になっています。
記録画素数 が、最大12M(4000x3000)
1/1.7型CMOS(裏面照射型)で安心の高画質です。
PREMIUM HIGH SPEED 機ほどでっかいボディではないので、
コンデジの中では際立ったバランスだと思います。
レンズにも、T*マークとか、
LEICA とか、レンズの周りにXFの刻印などはないです。
EXILIM は、デジカメ黎明期のブランドですが、
あまりそのようなことを気にしない人が購入します。
まだ発表されたばかりで、
コンデジとしてはかなり高価な商品ですが、
価格が落ち着いてくる頃には、隠れた名機になっている
そんな普通で良く考えられた製品のひとつです。