JBFの会場は遮るものがあまりないので、
口径の差はほとんど感じないのですが、
お値段も桁違いなので、やっぱり見え方が違います。
今年新しくデビューした双眼鏡は、
MONARCH HG 10x42
PROMINAR 8×22
ぐらいしかなかったのですが、
端から見て行くと、かなり色々な味付けがしてあります。
一台数十秒ぐらいのテンポで見ていくので、
質量の差は問題ではなく、いかに素早く眼の間隔に
合わせられるかで使い勝手が決まります。
接眼径の大きな双眼鏡の方が楽に見られるように思うけど、
真円を上手く作ろうとすると時間がかかります。
所有機になってしまえば関係ないですが、
慣れの問題なのか、2軸の小型双眼鏡の方が合わせやすいです。
そんなわけで今回のリファレンスは、
Nikon 8×20 HG L DCF を勝手にしています。
HG Lシリーズの発売は、ちょうどひと昔前になるけれど、
さすがに最強のお散歩双眼鏡なので、
最新鋭機と互角の見え方です。
湖の向こう側の電塔を視界の隅で見くらべると、
性格が出やすいテストになるのですが、
そのぐらいしないとわからないぐらい良く出来ています。
MONARCH HG はまだ42mmしか出ていないので、
来年がとっても楽しみなのだけど、
100th Anniversary モデルにも、
光学的限界はあるので、
何か一つだけでも明確に超えていたら満足です。