たぶんよその会社が中判カメラを出しても、
あまり注目されないというか仕事人以外は興味ない世界
なのですが、富士フイルムだと少し違います。
お値段のことはひとまずおいといて、
見た目は正面からに限れば、少しでっかい普通のカメラです。
実際富士フイルムのサイトの仕様比較ボタンを押せば、
X-T2やコンデジと並べてみる事ができます。
奥行きは長いけど横幅はわずかに15mmほどの違いで、
撮影時質量約920gなので、フルサイズ一眼レフ機と同じぐらいです。
スペックシートの各項目をくらべる事ができるほど普通の、
撮像素子が大きい特長のあるデジカメなのです。
ボディは出たばかりなので、70万級でお高いですが、
レンズはいまのところ、高級なLレンズと同程度になっています。
首から下げてお外で撮影をするのは大変そうに思えるけど、
フィールドがスタジオだとすれば気軽に使えます。
100万円以上もする巨大なレンズを持ち出すのは厳しいけど、
これならカメラバック一つで電車に乗っても平気です。
高画質を追求するのは当然の成り行きなので、
このカメラに相応しい場所と被写体はたくさんあります。
このブログの注目は、
369万ドットの有機ELビューファインダーと、
3方向チルト式3.2型236万ドットのタッチパネルです。
GFX 50Sは立派なお値段なので、
この辺は惜しげもなく搭載されています。
個人で所有するのは難しそうですが、
レンズ構成図の後玉の大きさとか楽しいです。
FUJIFILM GFX 50S + GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
使ってみたいです。せっかくの手ブレ補正なので、
縦位置グリップVG-GFX1も装着して、
手持ちで挑戦したいです。