GFX 50S のEVF非装着は、
あまり格好良く見えないので未発表と思っていたら、
ホットシューカバーがとてもいい感じです。
ここの見た目で購入に踏み切る人は少ないでしょうが、
液晶パネルも3方向シフトなので、
かなり年代物の2眼レンズ中判カメラを覗きこむ雰囲気があり、
撮像素子の大きさに近い表示となるので、
わかりやすいです。
スタジオだと、直接パソコンに接続もできるので、
クライアント側というかカメラマン以外も、
撮影風景がそのまま見られるのですが、
カメラマンはファインダー越しで撮影をしてるので、
実像から仕上がりをイメージします。
これを面白いと感じるのは、
撮像素子が大きくなった事でライブビューが、
そのままポジフィルムと同じようなサイズなったことで、
デジカメ以前の撮影風景に戻ったような感覚です。
スタジオフォトは機材を豊富に接続する事で、
リアルタイムに確認するのも楽しいですが、
GFX 50S ならこれ一台あれば屋外の撮影時でも、
中判ポジの雰囲気が味わえます。
なんかうまく説明できないのですが、
6×6 カメラの上蓋をパカッと開けて写真を撮る
あの感覚です。普通のチルト式デジカメでもOKなんだけど、
大型センサー搭載だからこそ蘇る心象です。