DMC-LX100のレンズは、
35mm判換算だと、24-75mm / F1.7 - 2.8 / POWER O.I.S.
あまり見た事のない、とんでも仕様です。
LX5も、35mm判換算24~90mm / F2.0~3.3 / POWER O.I.S.
でもこれは、1/1.63型 / 総画素数1130万画素CCD
の小さな撮像素子だから出来る必殺技です。
LX100を説明する時にかかせないうたい文句は、
フォーサーズ規格と同じ4/3型MOSセンサーを採用!
です。それまでの高級コンデジの約四倍の面積の大型素子
なので、同社レンズ交換式と同じと解説があります。
ここから先は気を楽にして読んでください、
最大限に引き出す描写性能を追求した「Xレンズ」
LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 ASPH. / POWER O.I.S.
と似たようなスペックを、一体型なので専用に設計しています。
このレンズは、7万円以上する交換レンズなので、
LX100で同等の描写を達成してしまうと何かと不都合です。
実際に良識あるサイトで、かなり上級かつホントの事をいっちゃう
タイプの個人的レビューの記載では、
フォーサーズの8割ぐらいの画質と判断されています。
販売価格と画質には何の関連もないのですが、
ちょうど購入価格がそれぐらいの差額だったので、
妙に説得力があります。3月10日発売予定の新型レンズだと、
6割ぐらいになるかというと、たぶんそこまでの差はないはずです。
LX100のレンズ部分の刻印は、
LEICA DC VARIO-SUMMILUX 1:1.7-2.8/10.9-34 ASPH.
大きさ的には、
LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
の方が近いのですが、実焦点でも絞り2段分になります。
交換レンズで2段分はとてつもないレベルです。
このミラクルを体感できることも、選定基準の大切な要素です。