美しい描写には、やはり美しい道具が不可欠です。
少々ごつくて強面のデザインなのだけど、
持つととっても小さく感じられ、
古き時代のからくり細工、
お茶を運ぶ人形を現代に蘇らせたような不思議な感覚です。
もちろんたくさんあるデジカメの中には、
LX100よりも美しい作品を生み出す組み合わせはあるのだけど、
これは仕事の道具ではなくて、いっしょに楽しむ相棒です。
四角いカメラの魔力 + 最先端技術の融合です。
たぶん興味のない人には変な形のカメラなのですが、
趣味というのは、勝手に一人で盛り上がっても
他人に迷惑をかけたりはしないので、放っておいてくださいね。
そんな感じで、ツボにはまった特殊なカメラの分野です。
何日か前に、はじめてのデジカメにふさわしいのでは!
と書いたのですが、最初のカメラが皆これだったら、
世の中特別な志向の人だらけになってしまうので、
普通のカメラが売れなくなるかも知れないです。
上の画像はF2.0のマクロ領域なのでピントは緑の部分だけです。
そのままF5.6まで絞るとほぼ全体が被写界深度に入ります。
なので意外とコンデジ感覚でも使えると思うのですが、
当分の間このカメラは、Aではなく1.7(ズーム時も開放値)
を多用して、ボケを楽しむことになりそうです。
そんなわけで、LX5 の代替品になれないと思いますので、
早速、次を探さなくてはと考えると嬉しい大変な事になりそうです。