Leica SUMMILUX-H

スペインはバルセロナのイベント情報です。

HUAWEI P10 Plus という、たぶんスマートフォンの発表

を見ると、Leica Dual-Camera 2.0 は背面にカメラが二つあって、

RGBセンサー1,200万画素、モノクロセンサー2,000万画素の

構成となっています。

最上級モデルは、Leica Dual-Camera 2.0 Pro Edition

これが、Leica SUMMILUX-H / F 1.8 の特別製で、

なんと前面カメラもLeicaのF1.9のレンズになってるようで、

セルフィーも含めて、3つのライカを搭載しています。

 

LUMIXユーザなので、日本製のライカレンズは慣れています。

LX100の裏側をみると中国製と書いてあります。

HUAWEIというメーカーは中国企業なので、

これらのレンズがどこ産なのかよくわからないですが、

部品の供給先はおそらく日本で作られたものだと思います。

 

スペックシートを見る限りではCPUが、

Cortex A73 2.4GHz × 4 + Cortex A53 1.8GHz × 4

のオクタコア、メモリは6GB、内蔵ストレージは256GB。

たぶんPCとして見ても、お家のパソコンより高性能かもです。

(液晶は5.5インチの、1,440×2,560ドットの高解像度)

 

単純には比較できない数値だけれど、

初回販売国に日本は含まれていないようです。

いずれは販売されるので、これだと10万円超級になりそう。

HUAWEI のハイエンドモデル(500ドル以上)は、

国内キャリアでは取り扱いがないことで、

逆に人気があって、何とも皮肉がきいています。

 

ライカの単焦点レンズ3本分が組み込まれた商品なので、

これスマホのカタチじゃなくて、カメラ型なら、

このぐらいの値段でも大人気商品になれるはずなのですが、

ブランド価値が最も高い地域では、

普通にお店で購入できないような複雑な形態なのは、

他所の国から見れば、かなり不思議に感じると思います。