ついにここまで浸透しています。
正式な報道資料によると、
岸田外務大臣及びさいとうたかを氏による「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」の対外発表 | 外務省
ゴルゴ13は漫画ではなく劇画というらしいけど、
世界中探してもかなり珍しいです。
さすがに美少女キャラが優しく解説は難しかったようです。
ゴルゴ13の職業は、一応設定では「スパイ」です。
考えてみれば007とか大昔からやっているので、
抵抗感は少ないですが、本物の外務省に採用されるとは驚きです。
これ個人用ではなく、日本企業の安全対策を積極的に後押しする
ためのマニュアルとなっているので、必ずしも若者向けではないです。
今はネットが繋がるので海外でも容易に日本語書籍を
読むことが出来ますが、ちょっと前はゲストハウスの共用スペース
とか、日本人経営の旅行代理店などに置いてあったと思います。
外務省の海外安全ホームページの危険情報は、
実際の状況と少し違うかもだけど、生死にかかわるレベルなので、
長い旅行をしている場合は最後の警告なので必ずチェックをするはずです。
ピンポイントでもっと危ないと思う場所はあるのだけど、
身ぐるみを剥がされても命までは落とさないのなら
比較的軽い注意の指定地域は幾つもあります。
旅行とビジネスは全然違うので、
正しい旅行者はあえて危険がわかってる所には近づかないです。
まともな企業も長期の滞在となればより慎重になります。
それでも無理をするのは理解に苦しむところですが、
ハイリスクを誤った解釈で考えている事例が実際にあります。
たぶんそのような特別なケースを事前に防ぐための
マニュアルだと思うので、アマゾン特別配信みたいな連載なのは
不思議ですが、一気に説明を詰め込むと興味が削がれるので、
色々と考えた上での対外発表になったみたいです。