世界シェア No.1

世界一のカメラメーカーは、

キヤノンなのは誰もが知っていることだけど、

デジタル移行期には、No.1ではなかった瞬間があるようです。

global.canon

EOS Kiss Digital の発売が2003年とあるので、

これ以前であれば他社にもチャンスがあったわけです。

当時の記事を読むと、いかにインパクトがあったか理解できます。

 

これから数年してフィルムカメラの需要は減って、

現在に至っているのですが、意外と最近の事なのですね。

それ以前にもデジタルカメラはたくさんあり、

歴史年表を見ると結構楽しいです。

 

キヤノンが本気を出したのは今世紀に入ってからで、

2001年の初代EOS 1D は定価が75万円で今とあまり変わらないです。

翌年にはフルサイズのEOS 1Ds が登場して約100万円です。

2005年には、早くもEOS 5D をリリースしているので、

この時点で不動の地位を築いています。

 

キヤノンとニコンは累計一億本の交換レンズを生産してるので、

他社製品にくらべれば圧倒的に有利な状況なのですが、

ミラーレスでは牙城の一部を侵食されています。

それでも同業の他社に対しては、それほど危機意識はなくて、

やはり気になるのは、スマホの影響で市場が縮小してる方が切実です。

 

こちらももはや飽和状態に近づいているというか、

日本市場に関しては、後になってグラフを眺めてみると、

ピークを越えている可能性があります。

日本でiPhoneが発売されたのは2009年ですから、

今年がその年に当たるとすれば、

ペースはかなり早そうです。