ワインは嘘をつかない!

どこかの漫画で見つかりそうなフレーズです。

勝手に解釈すると、主人公はちょっと変わり者の設定で、

あくまで純粋過ぎるので、周辺に誤解を生じます。

しかし、愛する者(この場合はワイン)に囲まれて生きているので、

結果としてその繊細な感性で関わる人を幸せに導きます。

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WORLD PREMIUM

「ワインは嘘をつかない!」

一般的にワインはある程度までは価格に比例しています。

すごーく厳密にお作法を紹介すると、

  1. ワインの情報を入手する
  2. ワインが売っているところを探す
  3. ワインに合うお料理を考える
  4. いつ、どこで、だれと楽しむかを決める
  5. 当日までにコンディションを整える
  6. ラベルの情報を読んで味わいを想像する
  7. 開栓してグラスに注ぎ満足する

という行程すべてがワインの正しい味わい方です。

なので、ティスティングだけで産地や品種、製造年を当てる

なんていうのは手品のようなものです。

実際に出来る人も珍しくないけど、

正解かどうかよりも、プロのサービス業ならば、

まず飲む人にいかに楽しんでもらうかを第一に考えます。

 

これも少-し周回遅れ気味なのですが、

セブンイレブン限定の、WORLD PREMIUM ワイン

とんでもなく美味しいです。

お家の主力はドイツワイン(モーゼル・リースリング)なので、

最初はもちろんリースリングから飲んでみました。

 

「マジすか!」

「なにこれヤバ過ぎ!」

「ウェーィ!」

人間は本当に驚いた時、うまく表現できないものです。

3回目で確信を致しました。「これは素晴らしい!」

続いてキャンティを購入、信じられないほどエレガントです。

 

さてここからがマニアの行動パターンです。

販売店はコンビニです。つまり専門の酒販店ではないです。

しかしセブンイレブンは日本一の流通業者であります。

しかもサントリーとのダブルネーム

スーパーバイヤーがいます。

 

真っ先に信用するのは己の味覚なのですが、

リピートするにあたって信頼するポイントとなるのは、

バイヤーの心意気というか、そのポジションになって考えます。

セブンイレブンの商品としては、1380円や1440円は高級品

度肝を抜くような品質を担保できなければ、

GOサインをもらうことは出来ないはず。

 

たぶん限定でなければこれらの商品の販売は難しく、

各店2本までしか陳列することが出来ないです。

気が付いた時には、幾つかのお店から完全に姿を消しました。

「これは何としても全品制覇をしたい!」

最後の1本を見つけたのは数時間後、

達成感が半端ないです。

普通、理性ある大人がやる行動ではないと思います。

でもこの商品は20歳以上じゃないとだめです。

複雑な思いのまま明日に続きます。