PowerShot G1 X Mark III

レンズ一体型APS-Cカメラ発表されています。

cweb.canon.jp

PowerShot G1 X Mark IIの後継機種として3年ぶりなのですが、

孤高の1.5型CMOSセンサーはとうとう終了のようです。

PowerShot G1(=初代)は、2000/10月発売

プレミアムコンパクトの歴史は非常に長いです。

PowerShot G16(途中空き番あり)後、G1 Xとなっていて、

今も残るデジカメ辞典のような存在です。

 

大口径3倍ズーム、可動式液晶モニタ健在です。

欲を言えば、もう一絞りは頑張ってもらいたかったです。

なぜならばキヤノンのAPS-Cは他社よりもわずかに小さいので、

一体型ならではのメリットがあまり感じられないです。

PowerShot G5 X並みに仕上げてきたのは流石といえますが、

PowerShot G5 X Mark IIではないので、

フラッグシップモデルとしては少々控えめ過ぎます。

 

キタムラ販売価格:¥123,930 (税込)

EOS M5 / M6 の最高級セットモデルと同等なので、

ファンなら買ってくれるぎりぎりの設定です。

 

欲しいかどうかは、サンプルを見て価格がこなれてからですが、

まったく同じセンサーとエンジンなので微妙なところです。

一体型のレンズが交換式を超えてしまうと何かと問題があるので、

パッケージングで勝負することになるのですが、

399gは素晴らしいけど、撮影枚数200枚は厳しいです。

NB-13Lが嬉しい人もいるかと思うのですが、

上級機に合せて、300枚以上は確保しても良さそうです。

やはりここだけは、360枚でフィルム10本分が大正義に思えます。