WORLD PREMIUM SHIRAZ

他ではたぶん飲む事が出来なさそうなのが、

WORLD PREMIUM SHIRAZ VIOGNIER

これは昨日の、BORDEAUXとは対極の位置にあって、

自由な発想、独自の製法、オーストラリアらしさがいっぱいです。

 

力強くコクのあるワインは素晴らしいですが、

時には少し冒険がしてみたいです。

SHIRAZ VIOGNIERは、ちょっとした醸造家のいたずらです。

もちろん全力で美味しさを追求しているはずなので、

悪ふざけの要素はまったくないです。

 

ラベルを読めばちゃんと書いてあるのですが、

このワインは普通のシラーズとは全然違うものになっています。

しかも、ヴィオニエを使っているので赤ワインともいえず、

もしかすると現地では流行りのスタイルかもだけど、

はじめて体験するニューワールドです。

 

美味しいです。

飲む時期や室温によっても飲み頃は相当に変わりますが、

シラーズ設定で飲み始めると少しオイリーです。

良い子は決してマネしてはいけないけど、

秘密兵器を投入致しました。

 

そうです。氷を一欠けらだけ入れて適温でグラスを交換します。

適量がわかればそのままでもバランスは崩れたりしないです。

何度もいうようにオススメはしない方法ですが、

実際、オーストラリアの農場では普通にやってたりします。

良く出来たワインはそれぐらいではへこたれたりはしないものです。

 

翌日は冷蔵庫で冷やした状態からスタートです。

もちろん最初からいきなり美味しいです。

時間の経過にともなって、力強さが増していくのがわかります。

お料理の流れもこれに合わせて深くすることも余裕なので、

一本で二度美味しいを味わうことが可能です。

 

こんなお茶目を楽しめるのは、

ワインのポテンシャルが高いからこそ出来ると思われ、

真夏のリゾートで優雅に楽しめるオシャレで特別なワインです。

 

追記:ソニーと富士フイルムの新製品発表会やっています。

ソニーは何と、α7R III です。週末にレポート致しますです。