α7 II の完成度

SONY α7 II は、大きさ(特に幅)は小さいけど、

世界初フルサイズ対応5軸ボディ内手ブレ補正搭載ミラーレス

なので、前機種にくらべると見た目以上に重たいです。

形状は同じですが、かなり落ち着いた塗装になっています。

 

セットレンズ装着ならとっても地味で目立たないので、

威圧感もなく撮影器材としてはたいへん優秀な仕上がりです。

ソニーらしく多機能ですがデフォルト設定で使う分には、

画質の良い少し大きめのデジカメといった感じです。

 

初代αをわずか一年で一新した理由が少しだけわかった気がします。

誰が撮っても綺麗な写真でなければソニーが作る意味がない、

そのために必要な技術はすべて揃っていたのですが、

生産計画のスケジュールを守ることも大切です。

第一世代は写真愛好家ならば文字通り経験で補うことができます。

どんな機能を搭載すれば多くの人に受け入れられるのかを、

すべてをわかって発売されたのが、αⅡシリーズです。

 

究極のオートフォーカスカメラとして確実に結果を残します。

写真の腕がいいかの半分は、知識が影響すると考えられますが、

このカメラの出現により、それが十分でなかったとしても、

感性のおもむくままに被写体を画像として表現します。

 

その先の世界を求めるようになると、要求水準が極めて高くなるので、

最新鋭のデジカメは、難しい要件にも対応しなくてはならず、

当然それは価格に大きな影響を与えます。

このためソニーは今年、4機種しか発売されてないです。