FUJIFILM X-H1 の発表に合わせて、
- フジノンレンズ MKX18-55mmT2.9
- フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9
の2本のシネマレンズも同時に発表されています。
このレンズの特長はお値段ではなくて、
Xマウントに対応したシネマレンズということです。
FUJINON シネレンズを専用マウントで発売するとなれば、
今後、X-H1 の8Kモデルはもちろん、Xシリーズ全体も、
本格的な動画撮影ができるデジタルカメラが、
増えていくことになりそうです。
業務用のビデオシステムは、かなり大がかりで、
個人で所有して楽しむレベルにはなくて、
限られた環境で企業に依頼されるような製品が多いです。
それでも、GH5あたりを利用して優れた作品を発表している人います。
近年はネットに使う広告や、ユーチューバーも飛躍的に増えて、
そんなにお金をかけなくても、表現の舞台は整っています。
素晴らしいコンテンツを発信することができれば、
最高の環境がなくとも、積極的に見たい撮りたいと考える人はいるので、
それなら、優れた描写性能を実現するとさらに拡大していくので、
今回、富士フイルム機専用モデルとしてFUJINONシネレンズの登場は、
近未来の映像のあり方を変えていく可能性があります。
Xシリーズにはあまりビデオ志向を強めないで欲しいのですが、
製品の切り分けは当然していくと考えられるので、
おいしい技術だけを、少しだけ静止画用の機種に付加して、
普及型のデジカメをサポートする機能として活用してもらいたいです。