昨年発売された、
Nikon D850 と、SONY α7RⅢと、
昨日までの3機種を加えた新世代の売れ筋カメラは、
どれも厳密な意味でフラッグシップの存在とはいえないです。
特にニコンとキヤノンは1ケタ機があるのですが、
イベント会場のカメラマンでも、縦位置グリップ一体型を
使っている数は減っています。最高峰を選ぶ理由は色々あるのだけど、
質量を含めて各種の機能の進化は4年も待ってくれないようです。
あと2年経過した時点で、これらのスーパーセカンド機も、
すっかり過去のものになっている可能性は十分に考えられることで、
レンズも当然進化はするけど、物理的な限界はあるので、
ちょっと良いレンズに興味を持ったわけです。
元々このブログは、短焦点(望遠)レンズが大好きなので、
絶対的な画像の描写力というか、光学性能よりも、
ある程度使い込んで相性の良いレンズを信頼する傾向にあります。
結果も重要なのですが、撮影する前段階でイメージを固める
スタイルを採用しているため、画角が決まっていた方が、
変化していく状況や表情に対しても集中が可能です。
わかりやすく表現すると、
色んなことを同時にすることがあまり得意ではないので、
画角を変更(ズーム)出来なければ、迷ってしまう事も少ないはず。
という、わりと単純な考え方をしています。
もうひとつは、さらにシンプルで、
単焦点レンズの方が、同等クラスのズームにくらべた場合、
一般的には多少お安い値段に設定されています。
質量も比較的軽いものが多くなります。
ちょっと今回も迷走して、落とし所が難しくなっていますが、
XF16-55mmF2.8 R LM WR にして、富士フイルムをメインで使い続ける
選択は、物理的な大きさと見た目のバランスを許容できる範囲です。
現状のままLUMIX軍団のレンズ交換タイプを主力に格上げして、
しばらく様子を見守るのも意外と楽しそうなので、
まさかのフォーサーズ用の単焦点レンズを一本追加するという謎の決着です。
良さそうな(ズーム)レンズを探す散策は次の機会にまた持ち越しです。