富士フイルム機で撮影する時(のお作法)

ゴールデンウィークの期間中、

富士フイルムの特に上位製品は少し価格を下げていた

というか、X-T2あたりは大特価といえる値段だったのですが、

5/10あたりで急激に上昇してしまいました。

 

残念ながらレンズも10%ほど改定されています。

この動きは過去、キャンペーンと連動することが多いので、

夏休みキャンペーンの前触れと思いたいです。

 

X-H1 の登場で、ほとんどの単焦点レンズも手ぶれ補正が有効になり

ユーザの拡大を期待されたのですが、急激な変化に対応できる

のは一部の限られた人なので、まだ少し時間が必要です。

 

Xシリーズは最初から高感度が普通に使えるので、

静止画に関しては、積極的にシャッター速度を上げています。

35mm判の換算で、1/焦点距離が目安とされているけど、

箱型の四角いカメラに関しては、

出来れば実焦点の4倍ぐらいは確保したいです。

 

特に女の子持ち(=モニタで確認するスタイル)の場合、

XF35mmなら、1/60秒では厳しすぎるので、

1/140秒(ダイヤル設定なら1/250秒)ぐらいだとかなり安心です。

被写体ぶれの心配をしないでさくさく撮れるのは1/500秒

あたりなので、室内ではぎりぎりの状態ですが、

大口径だとなんとかなってしまうのが富士フイルムマジックです。

 

F1.4 , 2 , 2.8 , 4 , 5.6 , (8) が実用範囲なので、

感度は、ISO200 , 400 , 800 , 1600 , 3200 , (6400)

SSが、(125) , 250 , 500 , 1000 , 2000 , 1/4000 秒

やはり明るいレンズは圧倒的に有利です。

 

動きの少ない被写体であれば、

XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR なら、

F値は開放ですが、(8) , 15 , 30 , 60 , 1/125秒も余裕(?)

の安全圏で、AFが効く状態であればミスは少ないと思います。

 

多少の失敗は仕方ないというか、楽しさでもあるので、

富士機はシャッター優先気味のマニュアルを使う事がほとんどです。

ピントはカメラに任せた方が正確なので、

中央一点で合わせて、必要なら構図を整えるアナログ式です。

三脚の時は、AFターゲットの移動をするのが基本ですが、

動かない物撮りなら、セルフタイマーで10秒以内に安定させます。