これも冷静に考えると当たり前のような気もするけど、
日本キャリアだけが大儲けしている訳ではなく、
何処の国も似たようなことをしています。
すごーく優しくかつ、善の思考をするならば、
消費者保護のライフラインの役目を担っている仕組みですが、
確実に現在では、たぶん多くの人が不満に思っています。
問題を切り分けると、
- 高すぎる、わかにくい、過剰なサービス
- 自動的2年縛り、謎の実質リース同然の4年縛り
があって、
規制をするべき対象は、通常2.の自動的に更新される部分です。
総務省の施策後に、2.がむしろ強化されたのは、
管理省庁としてもっと強い姿勢で臨むべき案件です。
1.の高いは、選択肢があれば済む問題なので、
品質に自信があれば、抱き合わせの販売形態やめて、
選ばれる通信事業者になれば良いことなので企業の責任です。
わかりにくいと感じさせるのも同様で、
結果、無理筋の契約に関しては厳しい処分が必要です。
『上に「政策」あれば、下に「対策」あり。』
は、個人のレベルなら当然というか、生活の知恵の範囲ですが、
毎年一兆円の利益をあげる、世界でも有数の企業の振る舞いとしては、
あまり褒められたものではないと思います。
量販店で単独購入できるSIMフリースマホ本体は、
一部の限られたメーカーだけなのもなんだか悲しい現実です。