FlexScan EV2785-WT

液晶ディスプレイはデジタル一眼に例えるなら、

交換レンズに相当します。

そんなわけで、いいレンズというか信頼できる製品が欲しかったのです。

 

昨年の夏、実機を見てある程度決まっていたのですが、

なんとなく延び延びになっていたので、衝動買いではないです。

言い訳は置いといて、最終候補は四機種(5種類)に絞られていました。

お値段も重要なのですが、問題はスペースです。

 

あと大切なのは、なぜ液晶ディスプレイが必要なのか?

これは単純に文字がよく見えないからです。認めたくはないのだけど、

平たくいえば老眼です。なので画面はできるだけ大きい方が良いのかというと、

必ずしも大は小を兼ねるとは限らないことに気が付きます。

27インチだと全体を見渡すことができない!

 

実際、WUXGA(1920x1200)でもかなり厳しいと思っていたので、

真ん中の見渡す範囲だけを使えばいい作戦を実行します。

これだと、2880x2160(150%表示なので1920x1440)だけを

見ている状態なります。左右の部分も作業領域としての利用価値があり

もったいない使い方ではあるけど予想以上に快適です。

 

細かい作業以外は、画面との距離を少しとってマウスを操作

Macならトラックパッドで、驚愕の画像を楽しむことができます。

PIXUSで名画を飾ろうに行くと、代表的なアーカイブスの紹介があるので、

お家の中にある専用の美術館で気がすむまで作品を鑑賞です。

 

この使い方は、有料のコンテンツにも絶大な効果があり、

例えばデジタルカメラマガジン(カメラ雑誌)は見開きで見ても

写真だけでなく文字も余裕で読めるのはとっても便利です。

結構感動したのは、「乙嫁語り」(マンガ単行本)

緻密な描写にうっとりして時間を忘れそうです。