大人が動物園を楽しむための必須アイテムは双眼鏡です。
双眼鏡の倍率は8倍なら100m先の鳥を12.5mの位置まで近づいて
みたのと同じように見えるので、遠くにいる鳥を識別できるのです。
動物園だと距離が近いので、3mなら37.5cmの状態で見えます。
まさに手の届くような迫力で見えるのでその美しさに驚くと思います。
もう一つの素晴らしい効果が ↑ の画像のような場合です。
この鳥はカンムリシロムクといってその美しさのため乱獲され
今では絶滅危惧種です。野鳥保護の観点はとりあえずここではおいといて
良く見ると画像全体が白っぽく見えませんか?
この鳥はカゴの中に入っているのです。撮影は300mmの望遠ですが、
双眼鏡は間に遮断物があってもあんまり目立たなくする効果があるのです。
カゴの形状や大きさ、距離や角度によって見えかたは違いますが、
肉眼では見分けにくい特徴等も良くわかりとても新鮮な気持ちなります。
対象が鳥以外でも効果は絶大ですから、双眼鏡を持っていくだけで
動物園の印象はがらりと変わると思います。場所が場所だけに
あまり立派な双眼鏡だとインストラクターと間違われてしまいますが、
それはそれで楽しいので、勇気があれば全身をサファリルックでまとい
象さんの前にいるだけで周りの人たちも喜んでくれることでしょう。