30mm級ポロプリズム双眼鏡の部門
最初に登場するのは、Nikon 8×30E II です。
既に、2015-01-19 - Hydrornisの日記で紹介していますが、
リストに載せてしまったので、別の視点から再び挑戦です。
バードウォッチャー、さらには双眼鏡が好きな人なら
この双眼鏡のことを悪くいう人はたぶんいないと思います。
防水じゃないとか、アイレリーフが13.8mmにも触れていますが、
そんなことは、8×30E II の素晴らしい特性とくらべたら
全然些細のことです。30mm級だけではなく現行で販売されている
双眼鏡の中で最も成熟度が高く、多くの人を惹きつける魅力があります。
この商品にたった一つだけある禁断のウィークポイントを書いちゃいます
それは、既に販売終了となっているので、今では購入できませんが、
Nikon | ニュース | 「ニコン双眼鏡 8×32SE・CF」を3月12日発売
という製品が売られていて、同社の格付けではそちらの方がハイグレードで
そんな複雑な事情もあり、今でも8×30E II はスタンダードに分類されています。
本当にどうでもいいことですけどね。
実際に両者を見くらべてみても、はっきり違いがわかるとは思えないし、
特長も異なるので、8×30E II の方が断然良いと感じるかもしれません。
両方とも持っている人はいいのですが、8×30E II だけを所有の場合
製品名に「S」が付いている8×32SE の存在がとても気になるのです。
前回、100th Anniversary に相応しいと書いている最大の理由はここです。
8×30 でも、8×32 でもいいので、ちゃんと8×32SE を超えた証を名称にして
ほしいわけですよ。8×30E Special Edition では当然いけません。
Super Excellent であって、EDG双眼鏡シリーズと同等以上の光学性能で
ポロプリズム双眼鏡の頂点を極めてくれないと、(しかも購入可能なお値段)
8×30E II ユーザーは納得できないので、かなりハードルは高いですが、
NIKON様ならばきっとやってくれるはずです。願いはかならず届きます。