双眼鏡ブース
今年は、ビクセンが出展していませんでした。
そういえば前年も富士フイルムが参加しなくなって
LB150大型双眼鏡が見られなくて残念な思いをしました。
よくよく考えると、ライカのブースもなかったです。
JBFぐらいの大きなイベントは、
時代の変化に対してとても敏感なところがあって
必ずしも規模が拡大するとは限らないし、
出展企業も毎年変わっていくものです。
ビクセンは日本を代表する総合光学機器メーカー
であり、ブランドバリューもある企業です。
双眼鏡を必要としている人がどれぐらい存在するのか
わからないけど、日本最大級の鳥(自然観察)の祭典の会場で
Vixenのロゴが見られないのは違和感すら感じる思いです。
双眼鏡の個別の感想は、あらためてするつもりなので、
今回は、気になった機種をいくつか挙げておきます。
EL8.5×42 SV WB と仲間たちについては、
もはやその先進性についていけない状態です。
機構的には理にかなっていると思われる仕組みだけれど、
わずか数ミリの紐で30万円を支えることになるので、
ちょっと大胆過ぎる発想に驚かされます。
Zeissは、HTとSFの他にコンパクトタイプの参考展示があり
たぶんTERRAシリーズの25mmとして発売されそうです。
8倍は、119m/1000mなので、実視界はいい感じです。
店員さんの説明では、これによりConquestのコンパクト機は
引退となり、VICTORYは販売が継続するようです。
新型の25mmは、日本で作られる製品といっていました。