どんなに歳をかさねても
簡単には受け入れることができないのが、
生命の死に関する出来事です。
井の頭自然文化園の、はな子さんが、
5/26日、午後3時すぎに息を引き取ったそうです。
生まれる前から、ずーっとあの場所に一頭だけでいました。
子どもの頃の記憶はあまりないのだけど、
今世紀になってからも、複数回は見ています。
今まで在ったものが、
突然いなくなった時の違和感を一度も経験したことがない
という人は、とても少ないと思いますが、
完全に克服することができる人も多くはないです。
はな子さんは、特別な象なのでニュースになっていますが、
ほとんどたくさんの生物は、
いつかひっそりと息絶えるのです。
この当たり前のことは、誰から教えられることもなく、
みんな知っているのですが、普段は考えないようにしています。
生物のメカニズムは、意外とシンプルな構造です。