販売店の展示品だと、
FUJIFILM X-Pro1 や X-Pro2 がすごく大きく
見えるのですが、今回の組み合わせで持ち歩くには、
DMC-FZ1000 級の、高倍率ズーム機よりも控え目な感じです。
XF10-24mmF4 R OIS を持て余している構図です。
比較対象に、Velvia の画像も添えておきます。
この日はあいにくの空模様だったので、
ベルビアによって、かなり色彩を盛り込んでいるのですが、
アクロスの表現力も、相当にリッチな印象です。
XF56mmF1.2 R APD が面白過ぎるので、
XF10-24mmF4 R OIS の出番がとても少ないです。
ACROS を楽しむなら、EVF撮影の方が把握しやすいです。
フィルムシミュレーションモードに、
ACROS+Gフィルター までがちゃんと搭載されていて、
そこまで使い切りたいと考える欲張りな人には、
屋外での中望遠が威力を発揮します。
FUJIFILM X-Pro2 になって、
色々なところが改善されているのですが、
他社とは明らかに違ったところを目指しているみたいです。
完成された操作性とかをとても大切に考える方には、
今のところあまり向かない機種の代表格です。