精霊の守り人

本日もプライムアニメのお話です。

中身もそのまま、上橋菜穂子さんのファンタジー小説が

原作になっているのですが、既読の人が見ても納得の大傑作です。

 

制作スタッフ総員が、この小説の世界観を大切にして、

しっとりとした雰囲気でまとまっています。

当ブログの、かなり偏った知識からは想像すら出来なかった

本当に素晴らしい作品だと思います。

 

精霊の守り人がプライムリストにあるだけでも、

アマゾンの会員数がさらに増加する効果に影響があると考えます。

内容は実際に見た方が伝わると思うので、

詳細の説明は控えますが、

冗長なセリフとかを極限まで抑えて、

必要な部分は、精密な描写で補うようにして、

それぞれに持っている世界観を決してこわさないだけではなく、

さらに広げていくような細かい気配りがされています。

 

これほどの優良コンテンツは、

ちょっと簡単には見つからないと思います。

ファミリー層を最重要ターゲットにしているアマゾンが、

この作品の配信のために奔走した経緯はとっても良く理解できます。

 

完成度が高いので、

続編が制作される可能性は少ないのですが、

守り人シリーズ全10巻は無理でも、

短編作品でもいいので続きが見たいです。

 

ただ、このクオリティを維持することの難しさは、

誰もが想像できるので、賢者はこのままそっとしておくことを

選択するような気がします。

アマゾンの本業は、流通業者ですから。