光学60倍ズーム!
これ、双眼鏡のあやしい広告だったら、
軽く読み飛ばす、お茶目なフレーズなのですが、
映像の最先端を切り拓く、パナソニックの新商品なので、
商品サイトを見る限り他のデジカメと同じです。
ただ一か所だけ、18.1M 1/2.3型 高感度MOSセンサー
の部分を受け入れられない人には無理です。
FZシリーズの正統な後継機は、現行品だとFZ300なのですが、
普通のカメラとして使用しても破綻は少ないです。
前機種のFZ200のいいとこ取りなので、
画像処理技術の進んだ現在でも特別なコンデジです。
画質至上主義の人にコンデジはあまり向かない気がするけど、
DMC-FZH1 みたいな化け物ビデオカメラも存在します。
Nikon COOLPIX P900 とか、
Canon PowerShot SX60 HS とか、
特殊な条件で撮影する機会(具体的にいうと鳥撮)を、
したことがある人なら、ちょっとだけわかるかもなのですが、
個体識別には十分どころか、長距離の被写体ほど、
100万円前後するレンズ以上の働きをします。
PowerShot SX50 あたりは割と人気があって、
次々と新機種が発売されたのですが、
普通のコンデジと同じ感覚で使用するのはとは違うので、
これ一台で完結ではなくて、補助的ポジションです。
FZ85がどこまで写るのかわからないのですが、
約616gで良く頑張っていると思います。
レンズ一体型の超望遠デジタルカメラ は、
数は少ないけど、確実に需要があるジャンルなので、
ここに4Kを載せてきた意義は大きいです。
後処理を得意とする人なら機能満載なので、
ネット配信の素材としては意外と楽しめそうです。