鏡筒にある最優先のスイッチ
LX100はレンズ一体型ズームなのだけど、
35mm換算の24mm、最広角端だけは特別扱いです。
F1.7、3cmマクロなどは、24mmだけに限られた機能です。
- 10.9mm(35mm換算24mm) = F1.7
- 11.4mm(35mm換算25mm) = F1.8
- 11.7mm(35mm換算26mm) = F1.9
- 12.1mm(35mm換算27mm) = F2.0
- 12.5mm(35mm換算28mm) = F2.1
こんな感じで、28mmより内側の画角でも開放値が変化します。
F値が0.1変わっても、それほど違いがあることはないけど、
24mmだけスペシャルな単焦点として考えると楽です。
ズームレンズは、かなり多くの人は最広角と最望遠端を多用する
傾向があるのですが、LX100の24mmはいざという時の隠し玉
どうしても困った時に発動する必殺技として使います。
望遠端は超解像iAズームも使えるのですが、
最初から28-70mmのレンズだと思えば、
屋内撮影はかなり余裕ができます。
昨日の続きになるけど、
ISO感度で、2,3段は十分に対応可能
手ブレ補正でも、およそ2,3段は持ちこたえられるので、
三脚なしでもピントが合う条件なら頑張れます。
明るい方に関しては、
最大絞りがF16まで用意されいて約2段
電子シャッターの1/16000秒も使えるのでさらに2段
露出オーバーの心配はたぶんないと思います。
LX100だけに許される素晴らしくエクセレントな喜び
それは、アスペクト切り換えスイッチです。
今さら説明しなくても、LXシリーズ最大の決め手はこれです。
LX5の頃は、3:2が使えて一眼レフと同じところが良かったのだけど、
今は、1インチが高級コンパクトの主流なのであまり価値がない
ともいえるのですが、24mm + 16:9 は旅カメラに必須です。
現代において画像を鑑賞する最も多い媒体はディスプレイです。
全画面表示をした場合も無駄なく全体が表示されます。
24mmが必要なのは、主に横方向の見ている情報を一覧させたいからで、
16:9 を使うと、自分ズームが出来ない室内では特に重宝します。
LX100は、16:9だけが正しい比率になっています。
3:2 や 4:3 が微妙に数字が合わないのはたぶんそのためで、
4Kも含めて、パナソニックはこだわっているのです。
16:9だけはMサイズを指定した場合、3840x2160となり、
4Kモニタで表示させる最適化を行なっています。