富士フイルムのダブルフラッグシップ
「FUJIFILM X-Pro2」と「FUJIFILM X-T2」の性能アップです。
現行品だと、「FUJIFILM X-T20」が標準機、
「FUJIFILM X-A3」がエントリー機のミニマム構成ですが、
わずか1年で全機種を新しく揃えたのはすごいです。
後発のX-T20(二桁機)は、完成された状態で出荷されるので、
安心なのですが、フラッグシップらしく素早く追い抜いています。
各項目は地味なのですが、富士フイルムに特有のくせを
改善して他社からの移行を容易にしています。
まだ追いかける側なので、機動力が半端ないです。
完成されたプラットホームでなく、みんなで創りあげていく感が
あるので、とても所有する事が誇らしいです。
注目は、28番の無線通信によるPCリモート撮影かな。
これなぜか今まで出来なかったのが不思議なほどの機能で、
有線式はあっても、無線はスマホだけの場合が多いです。
フラッグシップにはふさわしいと思います。
後はいかにしてこれ以上重くならないかを考える時期で、
性能要求にくらべてこの要望は意外と難しいです。
ダブルフラッグシップの価値は、
性能と熟成の両方を追求する体制を築くことで、
箱型カメラはゆっくりと完成度を上げることに集中出来ます。