Live Photos

iPad Pro 9.7は、4Kビデオに対応しています。

4K/30fps ではおよそ1分間で約400MBぐらいになります。

お家のiPadは256GB仕様なので容量は十分です。

ちなみに、1080p/60fps は約半分ほど、

1080p HD/30fps だと3分の1ぐらいになります。

 

端末スペック的には余裕があるぐらいで、

電力消費も満充電にしておけばたぶん一日使えます。

問題というほどではないけど、

iPadの画面は4:3なので、ビデオ再生では実力を発揮しないです。

もちろんそこそこに綺麗なのですが、

静止画ほどの衝撃を感じるということはないです。

 

さてここからが本番です。

タイトルにあるLive Photosは初期設定でONになっています。

普通にカメラアプリを起動して静止画の撮影をすると、

その時はあまり気にしなかったのだけど、

自動的に全カットLive Photosになっていたのです。

 

写真アプリを開くと、Live Photosフォルダに分類されています。

ページめくり操作で次の画像が表示されるのは静止画と同じ?

でも少しだけ動いている事に気が付いたのです。

衝撃の瞬間がとうとうやってきました。

画面上にあるLIVEというとても小さい表示を押してみたのです。

 

ここ数年追っかけている被写体の中にご近所の大ボス

非常に礼儀正しく、素晴らしい毛並みの堂々たる猫様です。

たいへん頭がいいので、相手が危害を与えないとわかっていれば、

驚いて逃げ出したり、鳴いたりする事もなく前足を揃えて

ポーズまでとってくれるジェントル・ニャンです。

 

いつものように数カットだけ撮影させていただいたのですが、

この時巨大なiPadに驚いたのか小さな声で鳴いたのです。

嗚呼、びっくりさせてごめんなさい。

でも振り返って思い出してみても声を出したのは過去2回だけです。

とても数少ない機会だったのでビデオ撮影だったらなぁ...。

 

iPadはそんな願いもかなえてみせます!

Live Photos は、静止画 + ショートムービーだったのです。

そうです、そうなんです。

歴史的・決定的瞬間をパーフェクトに捉えていたのです。

 

たった3秒のLive Photos 映像は必要なすべてを記録していました。

鳴き声、仕草、目配り、腹式呼吸、尻尾の挙動...。

「かわいぃー!」

これまでのすべてのカットを並べて説明しても、

とてもかなわない圧倒的な表現で全魅力が伝わってきます。

 

マイケル・ジャクソンもびっくり!

これぞ最新技術を身近に体験できる超発明です。

この機能は2年以上前から巷では普及してたので今さらですが、

その凄さがまったくわからなかったです。

 

iPad Pro の美し過ぎる表現力と大きな画面(←ここ重要)

過剰と思われる4スピーカーの装備なども、

この体験をするために絶対不可欠だったのです。

全体表示でも十分過ぎるのですが、

縦撮りなので横向きにすれば画面いっぱい

画面を広げる例の操作(ピンチアウト)をすれば、

等身大(等猫大)表示も可能になります。

 

この貴重な瞬間のLive Photosデータ

iPadで再生するからこそ、ものすごいインパクトがあるのですが、

ぜひともバックアップをしておきたいです。

Air Drop だと静止画しか送れないです。

なのであれこれ調べた結果、USB接続で無事Macに送り

再生してみたのですが、Mac Book Air だとやや迫力不足に感じます。

 

今のところ一部のApple製品しか再生できないようです。

確かにこれを知ってしまうとデジカメはあまり売れないかもです。

圧倒的な高画質は非常に大切で決して廃れることはないけど、

ここまで簡単に衝撃映像を得られるなら、

重量級装備や爆速パソコンは特別な人が使うものと、

考える人が増えていくのも当然の成り行きです。

 

Live Photos のデータは、4032×3024の静止画データと

3秒動画を合せて、ワンショット6MBぐらいです。

iPad Pro f / 2.2 1/30 秒 ISO-50 焦点距離4.2mm(換算29mm)

結構ぎりぎりの明るさでも確実に捉えています。