価値あるデータの集め方

先日、ソニーからアンケートのお願いがきました。

たぶんソニーストアでレンズを購入したので、

少なくとも興味のあるお客である確率は非常に高いわけで、

顧客リストとしては、とっても効率的なデータです。

 

どのアンケートも似たような形式なのですが、

5段階や7段階の曖昧表現はコンサル的には広義の解釈が可能で、

設問が多過ぎると飽きてきて本当の姿が見えてこないです。

傾向が知りたいだけなら他社のデータでも使えるので、

質問は、Yes,No の二択、せめて三択にした方が有効に思えます。

 

無作為に抽出しているのではなく、製品、値段、住所など、

これ以上ない情報と繋がっている生きたデータなので、

いかにも外部の会社に丸投げしたテンプレートのようなのでは、

意味のない時間を使うだけで、答える方もやる気でないです。

 

今なら、厳選した最も知りたい情報を絞り込んで、

140文字以内で3つぐらいのフリースタイル記述にして、

AI分析するぐらいの事は、先進企業として積極的で良さそうです。

データの集積が製品として感じられる頃には忘れているので、

素早く意義のある活用を真剣に取り組んだ方がいいです。