今日の14時から、X-H1 の発表が予定されているけど、
読んでもすぐには理解できないかも知れないので、
一日先行して発表された、パナソニックのデジカメです。
海外発表ではGX9となっていたので、それはいかがなものかな?
と思っていたのですが、日本では正式な三代目GX7の扱いです。
先代の名機、DMC-GX7MK2の特長を全て内包して、初代の
利点も復活させ、ついでにG9のセンサーも使ったすごいデジカメです。
とっても売れそうなのですが、MK2が大セール品だったので、
お値段が普通になると、同社の上位製品も視野に入ってくるので、
最初はちょっと苦戦をするかもです。ミラーレス10周年となる今年から
パナソニックは多数の製品を送り込んでくるので、
さらに購入のタイミングが難しくなってくる可能性が高く、
GX7MK3は、小さなパナソニック(GF)やコンデジ、
大きなパナソニック(GHやG9)の間を埋める機種として、
バランスをとる重要なポジションの製品です。
現在パナソニックの交換レンズは、比較的購入しやすい価格帯が多いのですが、
8Kグローバルシャッターのセンサーを完成させているので、
初期に発売された一部のレンズは十分に対応できないことも考えられ、
LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8 POWER O.I.S.
のようなとんでもない性能のレンズが増えてくる予感がします。
実際カメラファンに限れば、ライカ銘のレンズの方が売れています。
少々(?)高くても売り上げが伸びるなら高級品の販売を推進したいはずで、
3,000万超級の画質を担保するためにも、贅沢な設計を採用したいです。
とはいえ、全ての製品群が高級路線で統一されてしまうと、
一般ユーザにはなかなか手が届かないゾーンでは普及は期待できず、
技術だけが先行する状態は、製造業の経営的には必ずしも望ましくないです。
そんなわけで、DC-GX7MK3あたりで十分な検証を行って、
来るべき近未来の映像のあり方を見極める計画なら多くのユーザも
賛同してくれると思われるので、積極的にチャレンジをして欲しいです。
デジタルに限ったことではないですが、実績ばかりを極端に追及する傾向で、
本来必要とする最低限の検証過程すら省略されて結果的にペナルティが
課せられるという、究極の無駄をなくす努力の方が効率的です。
追記:FUJIFILM X-H1 正式に発表、3/1〜発売予定となっています。